対象:労働問題・仕事の法律
例えば。
(1)ローン会社から、多額の借金をしていて、お金の返済をしないといけなくて毎日長時間労働しないと、お金の返済ができない。
(2)仕事場の人間の数が少なくて、朝から夜まで仕事をしなくてはならない。
(3)休日・祝日出勤もして、お金を稼ぎたい。
こういう人もいると思うんですが、これでも週40時間の労働基準は守らないといけないのでしょうか?
時と場合によっては、例外があると思うんですが・・・・。
Naoki37さん ( 千葉県 / 男性 / 37歳 )
回答:1件
清水 正彦
社会保険労務士
1
法の目的を理解しましょう
労働基準法は、憲法第27条の「賃金・・・勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。」に基づいて定められています。
それでは憲法とは何でしょうか。それは「人権を有する国民にとって最後の砦」といえるでしょう。
そうなんです。労働基準法は事業主が人権を無視したような労働契約によって労働者を働かせることを禁じているわけです。
したがって質問の趣旨である“違反しない例外”は
(3)についての、36協定の締結と届出をすれば時間外・休日に働かせても労働基準法違反というわけではありません。
そして、
(1)と(2)については、労働基準法が云々という問題ではありません。
(現在のポイント:-pt)
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