対象:保険設計・保険見直し
回答数: 3件
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笹島 隆博
医療経営コンサルタント
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保険は日本と欧米では・・・
考え方には相違があります。
欧米人の平均死亡保障は500万円程度です。
一方で日本人の平均死亡保障は3000万円といわれています。
この違いは、欧米人が自分自身のために貯蓄する目的で保険を活用
するのに対し、日本人は自分以外の家族のために死亡保険金かけて
いるからといわれています。
さて、ご質問の回答ですが、保険はあなた以外の第3者が月10万の
収入保障で大丈夫と言っているから、また、終身は500万円あれば
十分というものではありません。
保険のうちで、損害保険は実際に所有している物が破損した際に、
元通りの形に戻すために修理する費用を補填してくれるものですが、
一方で生命保険は、あなたとご主人の人生哲学を保険という形に
投影して具現化するものなのです。
ですから、あなた自身が保険に一番何を求めるか考えることが大切です。
その第1は、保険を何のために活用するのか?
住宅購入資金の積立なのか、学費の積立なのか、
老後資金なのか、といった貯蓄性を持たせるかどうか。
あるいは、掛捨て保険でコストを押さえて、
浮いたお金を信用金庫の定期積み金で積み立てるかどうかなど。
第2は、その保険をいつまで掛けるのか?
当然保険をかける目的が決まれば、いつまで掛けるかという期限が見えて
きます。その時期を保険の満期にするか、終身保険なら払込の終わる年齢に
します。
補足
そして最後に出てくるのがあなたの予算です。
年収が100万円で保険料を年間120万円もの保険料を掛けることはできないわけ
ですから、自分の年収や月収に合わせて無理なく支払っていける保険料でなけ
ればなりません。
結論から申し上げると、収入保障をやめて、無理が無ければ毎月5万円から
10万円の保険料を終身保険や養老保険に掛けて積立してもかまいません。
また、ご主人の医療保険の契約者は奥さんがなられても、保険料の贈与には
なりませんので、公務員である奥様が掛けられたほうが、職場の団体割引が
利いて、保険料が安くなります。
いずれにしても、保険は考え方で決めるものですから、他人の意見に余り
揶揄されないほうがいいと思います。
何かご相談があれば、個別にお問い合わせ下さい。
いい保険と担当者に出会えるといいですね。
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この回答の相談
はじめまして。
10月に第1子が産まれるのを機会に、保険の見直しを考えています。夫と妻(私)の死亡保険の保障額についてアドバイスを頂きたいので宜しくお願いします。
<夫>会社員 月収25万(手取… [続きを読む]
うみみさん (埼玉県/29歳/女性)
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