対象:リフォーム・増改築
森岡 篤
建築家
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どこに日が当たっているか
もものはなさんこんにちは
パルティータ建築工房の森岡です。
期待通りにリビングが明るくならなかったのですね。
家はまだ新築したばかりですね。
日照:太陽の軌跡は、1年を通してかなり変わります。
冬至の12月20日前後を中心に、2月の現在はまだ日の短い時期で、これから日の長い時期となります。
一般論になりますが、リビングを明るくするには、次のような案が考えられ、効果の可能性を検討します。
・リビングのどこかの窓に日が入るならば、反射させ部屋を明るくする
・リビング以外(和室等)で日が入り明るい部屋があれば、境の壁に透過材料を使い、光を入れる
・建物外壁に日が当たっているが、その場所に窓がなければ、窓を付ける(可能であれば)
・リビングから見える庭に日が当たるなら、反射光を入れる
というようなことです。
これら案が効果があるかどうかを判断するには、建物にどのように日が当たるかを正確に把握する必要があります。
どの案を使うにしても、1年間は様子を見ることをお勧めします。
天気の良い日に、決まった時間(例えば10、12、14、16時)に、外部の決まった位置から建物の写真を撮ります。
2ヶ月に1日位の写真データがあれば、状況がわかります。
これらのデータを、まずは設計者に見せて、案を出してもらったらいかがでしょう。
写真は、家の内部の床に透過材料(強化ガラス)を使い、光を取り入れた例です。
参考にしていただけたら幸です。
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もものはなさん
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