対象:体の不調・各部の痛み

手塚 幸忠
鍼灸マッサージ師
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最近は薬の飲みすぎも原因の一つと考えられています。
はじめまして。銀座マロニエ通り治療院の手塚です。
病院でも聞いているかもしれませんが、毎日続く頭痛には、1慢性緊張性頭痛、2慢性片頭痛、などが考えられます。1に関してはストレスを感じ易い人や気を使いすぎる人、またパソコン作業などが長い人などに多くみられます。2に関しては、一つの原因として、最近頭痛薬の飲みすぎが原因ではないかと言われています。週2日以上薬を飲んでいたり、薬を増やしてもだんだん効きが悪くなったり、頭痛で目が覚めるなどの症状がある人が当てはまります。頭痛薬を使うと本来人間の持っている鎮痛作用がさぼってしまい、さぼるとまた薬が欲しくなる。薬を飲むと、鎮痛作用がさぼるという悪循環によるものです。
私の専門とする鍼灸マッサージでお話しますと、1に関しては肩こり・首こりなどを緩和させることで緊張を取り、頭痛を緩和させます。2に関しては、薬を減らすのは初めは辛いと思いますが、鍼灸の鎮痛効果とストレス緩和の作用を利用して、少しづつ薬を減らし、薬の乱用の悪循環を断ち切っていきます。
鍼灸の東洋医学的観点から一つ付け加えると、頭に気が上ってしまっている状態が考えられます。足が冷たいのに、上半身は暑いと感じる人や、毎日ストレスにさらされていたり、目を酷使する人などに多いのです。これも鍼灸で気の調整を行うことで頭痛は軽減されます。
ご自宅で出来る事としては、足が冷たければ、足を暖める。目を酷使している人は、冷たいタオルで目を冷やす。肩こり首こりを、ストレッチや体操などで軽減させる。また、医師に相談するか、カイロや鍼灸などの医師とは違う視点をもった治療院で治療を受けながら、薬を減らしていくことをお勧めします。
ご参考になれば、幸いです。
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銀座マロニエ通り治療院
手塚 幸忠
http://www.ginza-maronie.com/
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