対象:投資相談
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2つのファンドの特徴を再確認してください
ひろ3様 バームスコーポレーションの杉山と申します。
一般的に、ロシアの経済は原油に依存しています。昨今の原油価格の下落により一番大きな影響を受けているのはロシアです。その影響で、ロシアの金利は13%にもなっています。短期的、かつ、劇的に回復することは厳しいかもしれません。
ファンドの下落は仕方がなかったと思います。運用会社がどのような運用方針を採っていたとしても、買いのみの(普通の)投資信託であれば避けられないものでしょう。
それを避けるには方法は2つ。一つは最初から投資しないこと。そして、もう一つは空売りができるファンド、つまり、ヘッジファンドに投資すること。
グローバル好配当に関してですが、高配当(「好配当」は造語です)の株式は、株価自体の成長が望めないので、その分、配当で株主にお返しすることによって株価を維持しています。具体的には、金融株や公益株などが該当します。
普段は比較的値動きの少ない大手金融機関の株価も大きく変動したことから、(ファンドは)かなり影響を受けたのかもしれません。
また、為替も影響します。最近の市場では、株式市場がよくないと円高になる傾向があります。日本の投資家が海外に投資していることを考えると、為替も株式も同じ方向に動いています。よい時は良いけど、悪いときはとてもたいへんという状態です。
こういったことを考えて投資継続の可否を考えてみてください。
途中償還についてですが、これはオプションが内在されている場合とは違います。オプションが組み入れられている場合には、ノックアウト価格に触れると、嬉しくない条件を押し付けられることになりますが、投資信託の償還というのは、持っている資産をすべて投資家に返すだけです。通常の基準価額の計算+α程度の差異しかないと考えてください。
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この回答の相談
手持ちのファンドの今後の見通しについて、お聞きしたいのですが宜しくおねがいします。
「ドイチェ・ロシア東欧株式ファンド」「ドイチェ・グローバル好配当ファンド」ですが、
それぞれ購入価格の… [続きを読む]
ひろ3さん (神奈川県/60歳/女性)
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