対象:住宅設計・構造

野平 史彦
建築家
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地盤調査とその保証について
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すきっぷ様
(株)野平都市建築研究所の野平と申します。
ひな壇の土地は、斜面を切り盛りして平らにしているので、切土と盛土がが混在している上に建物を配置させなければならない場合が多く、造成したばかりの土地では地盤改良をしなければならないケースが多いと言えます。
地盤調査の結果、地盤改良が行なわれ、保証の条件となる基礎構造とした場合に地盤保証が付くのですが、地盤保証はその土地の安全性そのものを保証するものではありません。
しかし、地盤保証を行なった住宅が後に問題を起こすと地盤会社の保証負担が大きいので、充分安全であると判断できるものについて地盤保証を出している、という見方もできます。
地盤保証の内容は、
登録地盤会社による考察に従い、地盤補強工事や基礎形式が選択された住宅が不同沈下した場合、
保証者(登録地盤会社)は次の事項について保証します。
・不同沈下の再発を防ぐために必要な地盤補強工事
・不同沈下が原因で発生した建物本体の不具合修補工事
保証会社によっては、
・仮住居費用
・その他、身体・財物にかかる賠償費用
など付加されているものもありますので、保証内容を確認しておきましょう。
最後に、地盤調査やその保証について、私共のHPの中でもその問題に触れておりますので、
一度ご覧頂ければと思います。
http://www.ab.auone-net.jp/~nohira/ConceptFiles/sai-07.html
評価・お礼

すきっぷ さん
保証内容の説明ありがとうございました。
まだ保証内容の確認はしていないので、これから確認してみます。
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