対象:経営コンサルティング
【ご回答】銀行出身者が株式公開業務が務まる理由
ポプラさん
前回に引き続きご質問ありがとうございます。
ご質問頂きました、銀行出身者が株式公開業務が務まる理由についてですが
私個人の経験則でお話しすると、出身だから株式公開業務が勤まるとは言い切れません。
確かに銀行出身者の方ですと、
決算書が読める&資金繰りが
つくれる&リスク要因(貸出審査)が判る
また日常業務で数字と向き合うのに慣れている
出身母体との人間関係で資金調達が円滑に進む
などのメリットは想定できますが、
決算書は読めても・・・
果たして自身で決算書から有価証券報告書・一ノ部・二の部は作れるだろうか?
リスクは判っても・・・
具体的なアクションプランを立案し、実行できるだろうか?
など、客観的な立場から主観的にならなくてはいけないため
繰り返しますが、銀行出身だから公開準備が勤まるというのは捨てた方が
良いと思います。
実際の現場では、日々、煩雑な業務(書類作成)とステークスホルダーからの
プレッシャーなど、とても大変な3年間が待っています。
その大変な作業を乗り切るには
【ご自身のこと】
人生におけるスキルアップのチャンスだと思いリーダーシップをとること
絶対に上場させるという執念
会計や株式公開に関する知識を勉強すること
【株式公開について】
プロジェクトが長期間にわたるので飽きないこと(スケジュール管理の徹底)
会計知識の習得(当初は簿記1級レベルは欲しいところですね)
内部管理体制の構築では、導入から定着するまで徹底した管理をすること
(PJ設立初期段階はコンサルを依頼されたほうが良いと思います)
以上の方が大切だと思いますが如何でしょうか?
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この回答の相談
株式公開の本をみると、銀行からの転籍者をプロジェクト・マネージャーとして株式公開業務が勤まるのはどうした理由からでしょうか。
ポプラさん (埼玉県/33歳/男性)
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