対象:お金と資産の運用
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保険と運用は分けて、国の非課税制度を積極的に活用しましょう!
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はじめまして、よしらんさん、
国際フィナンシャルコンサルタントの荒川雄一です。
ご質問内容、拝見しました。
将来の「資産形成」に向け、真剣に取り組まれていると推察いたします。
まず結論としては、保険と運用は分けられた方が良いと思います。
ご自身でも指摘されていますが、保険の場合、保険関係費が高いため、わざわざ高いコストをかけながら、運用するのは効率的ではありません。
保険は万一のために必要ですが、必要額をなるべく保険料を抑えながら加入することがポイントです。
お子さんが小さいうちは、遺族年金タイプの収入保障保険などで、保険料を抑えるとよいと思います。
次に、イデコやNISAについてですが、こちらも結論を先に申し上げると、どちらも活用されたほうが良いと思います。
イデコは、掛け金は税額控除のメリットがありますが、運用期間中も長期に渡って運用益は非課税です。また、出口では、退職所得控除も使えるため、ご主人の退職金の水準がわかりませんが、退職所得控除の枠があれば、その分イデコの受取時にも、非課税で受け取ることができます。
よしらんさんは、現在専業主婦とのことですが、60歳まで非課税で運用でき、専業主婦でも、まとまった退職金を準備できる制度として、個人的には専業主婦の方にもイデコをお勧めしています。
ましてや、よしらんさんは、復職を考えていらっしゃるならなおさらです。
優先順位の最初は、イデコ加入だと思います。
次に、運用益の非課税枠があるNISAを活用されたほうが良いでしょう。
私自身は、NISA開始時から、毎月積立で10万円(当初は8万円)を行っていますが、5年を待たずに、利益が出ている状況で、適宜「利益確定」をしています。
NISAを使うか、つみたてNISAを使うかは、目的に合わせて選ばれるとよいと思います。
イデコもNISAも、国の非課税制度です。
使わない手はありません。
この2つを活用されたうえで、さらにご資金がある場合に、例えば投資信託で運用されるのであれば、一括投資、積立投資に合わせて、プランを組んでいくのが良いと思います。
このあたりの考え方について、もし詳しくお聴きになりたい場合は、初回無料の「個別相談(コンサルティング)※電話可能」を実施しております。
「資産運用」だけでなく、基本的な「保険の加入方法」や「資産形成」への取り組み方のご説明も致しますので、宜しければご活用ください。
https://www.ifa-japan.co.jp/forms/consulting-request/
ご参考となれば幸いです。
評価・お礼

よしらん さん
2019/04/02 20:24
回答ありがとうございます。
やはり保険と運用は分けるべきですよね。
加えて、国の非課税制度は活用する。主婦でも長期の複利運用を見越して着手する。理解しました。
イデコに関して、二の足を踏んでいる要因があります。
特別法人税の再開による手数料の増加、かつインフレも加わると5パーセント以上勝たないとマイナスに転じるのでは…
インデックスの利回り3から6パーセント、全世界の4パーセントの利回りが基本となり、負ける事もあるプラス手数料の高さも考えると…悩みます。
解約出来ない強制力の強さに対し、掛け金を減額して対応したら、更に手数料割合が増えマイナスに転じるのでは…との不安もあります。
いかがお考えでしょうか。
荒川 雄一
2019/04/03 11:38
よしらんさん、評価頂きありがとうございます。
さて、ご質問の件ですが、まずは特別法人税の件ですが、ご存知のように1999年から凍結され、現在7回目の延長だったと思います。
来年の3月末までが期限ですが、また延期されることが濃厚ではないかと思っています。
というのも、現在、日本の社会保障費は膨張を続け、公的年金の仕組み自体、いずれどこかのタイミングで見直しがされると思います。
その為政府は、公的年金に代わる「自分年金作り」を、国を挙げて推奨しています。
その為の制度が、イデコであり、NISAです。
特に、イデコは、法改正により、公務員や主婦の方も加入できるようにし、全国民に加入を促している制度です。
従って、このタイミングで、それに水を差すような特別法人税の凍結解除はあり得ないと考えています。もちろん、遠い将来のことはわかりませんが、日本の人口構成や経済成長率を考えるとその可能性は低いというのが個人的な意見です。
さて、仮に特別法人税が復活したとしても、まずはお勤めされ、収入がある方については、掛け金の税額控除、給付時の退職所得控除があるため、メリットはあると考えています。
では、主婦の方はどうかというと、ご指摘のように運用利回りが一定以上ないと目減りするという考えはごもっともです。
ほとんど利息が付かない元本保証の預金などでは目減りするかもしれません。
従って、投資信託のような変動商品での運用が大切だと考えています。
とはいえ、現在のような価格変動の激しい相場において、コンスタントに3-5%の利回りを上げることはそう簡単ではありません。しっかりとした「ポートフォリオ」を組んで、管理していくことが重要です。
しかしながら、イデコの最大の特徴は、「積立投資」であるという点です。
ご存知かとは思いますが、「ドルコスト平均法」を用いて、価格を平準化していくことが可能です。
ちなみに、私もイデコをやっていますが、投資先はすべて株式とREITのみです。
100万円といったまとまった資金の運用とは、全く違う「ポートフォリオ」を組んでいます。
価格変動を上手く利用しながら、事務コストを引いても、現在年利5%程度では運用できています。もちろん、「積立投資」における留意点などはありますが、運用期間が非常に長いイデコだからこそ使える投資法ではないかと考えています。
回答専門家

- 荒川 雄一
- ( 東京都 / 投資アドバイザー )
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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信頼性や人間関係を重んじながら、「海外分散投資」のコンサルティングにおいて、“末永く”お客さまをサポートしたいと考えております。単なる金融商品の紹介ではなく、お客さまの「人生設計」に合った“あなただけのオリジナルプラン”をご提供いたします。
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