対象:住宅・不動産トラブル
回答数: 3件
回答数: 2件
回答数: 4件
側溝を撤去するさいどの程度土を掘られたのでしょうか。
- (
- 4.0
- )
kano29さんこんにちは。大阪で設計事務所をしています福味と申します。
写真等が掲載されておられませんので、想像でのお話しになってしまうのですが、そもそも大谷石で擁壁をする事自体が少々問題ありかと思います。おそらくブロック状に切り出された長方形の石を積まれているのだと思いますが、間知石擁壁の様に勾配をつけず、垂直に積まれているのではと想像致します。その場合裏込め石等を充分に施していないと雨が降れば土圧が増し、早晩崩壊していたように思います。
ただし、今回の場合、側溝を撤去する事により今まで道路側溝に流れていた水が、その場に留まり、隣地側の地盤が緩み大谷石擁壁の崩壊に至ったのではないでしょうか。側溝を撤去されたとき恐らく、少なくとも30cm程度は土を掘られているかと思います。大谷石擁壁の基礎が露出していたのではないでしょうか。
kano29さんの家の杭が見えている状態と云うのは、非常にまずい状態ですので、一刻も早く対処すべきです。その為に隣地の工務店さんに話し合いの場に出てきてもらわなければなりません。
私がkano29さんの立場であれば、弁護士と相談して、工事の仮差し止め請求を行います。当方に非がある無いに関わらず、仮差し止め請求は可能です。相手を訴える意味ではなく交渉の場に出て頂く為の手段として、そうすると思います。
その上で、話し合いをされて折半で改修しましょうとかの結論に持って行かれるのが宜しいかと思います。
評価・お礼
kano29 さん
2018/07/25 10:44
ご回答ありがとうございます。
旧分譲地なので、周りの住宅を見ても同じような形態で擁壁を建てられています。家だけ崩壊したというのが納得行かずで・・・
掘削は、たぶん側溝+αでしていると思います。大谷石の基礎も見えています。
工務店の動きが遅いので、本当にストレスです。
回答専門家
- 福味 健治
- ( 大阪府 / 建築家 )
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
隣の家と、我が家は1mくらいの高低差があります。
隣地との間に昔からある擁壁の大谷石あり、その上にブロック3段を積んで、フェンスを建てていました。
ちなみに、我が家は2年目の築浅住宅… [続きを読む]
kano29さん (神奈川県/37歳/女性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A