対象:住宅資金・住宅ローン
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渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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住宅ローンについて
ささき3さんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。
『今、手付金を振り込みし今週末購入手続きを予約してあるのですが、今からでもキャンセルした方がいいでしょうか?』
につきまして、
住宅を購入する際に住宅ローンを組むということは、
今まで経験したのこのない借金をすることになりますので、
ささき3さんが不安になるのももっともなことです。
住宅ローンを組んだ後からも住宅ローン負担で家計が圧迫されることなく、
無理なく住宅ローンを返済していくためには、
幾つか押さえておくポイントがあります。
まず第一に無理のない返済負担率の範囲内に、
住宅ローンの負担割合を抑えることです。
ささき3さんの場合は共働きということですが、
住宅ローンの返済に当たってはご主人様のみの収入で賄っていくようにすることをお勧めします。
そうすることで家計にゆとりが生まれますし、
私の今までの経験則からも、ご夫婦の合わせた収入を前提で住宅ローンを組んだ場合、
万が一、ご夫婦のどちらかが収入を見込めなくなってしまったときに、
家計はあっという間に火の車になってしまいます。
ご主人様だけの収入で住宅ローンを組む場合、
月収に占める住宅ローンの負担割合として、
手取り月収金額の28%ほどに収まるように住宅ローンを組むようにしていってください。
つぎに住宅ローンには変動金利と、固定金利の2種類がありますが、
どちらを選択するのかに当たっては、将来のライフイベント資金のことや、
繰り上げ返済のことを十分考慮したうえで、
どちらがささき3さんにとって最適なのかを検討する必要があります。
現在ささき3さんが選択している変動金利の場合、
ローン金利が低い分毎月の返済額も少なくて済む反面、
ローン金利の見直しが半年ごととなるため、
将来、金利が上がってしまったときには、
毎月の返済額も増えしまうことになりますので、
繰り上げ返済を頻繁に行って、早期に完済を予定している方に適しています。
ささき3さんも早期に完済を予定しているのでしたら、
変動金利でよろしいと考えますが、
将来は子どもの教育資金負担などもあり、
早期に完済をすることは難しいということでしたら、
多少金利はたかくなってしまいますが、
フラット35など長期固定金利のローンも検討することをお勧めします。
住宅ローンを組む場合のポイントは、
収入に占める住宅ローンの負担割合や、
将来のライフイベント資金のことも考慮して、
無理のない返済プランをたてることです。
住宅ローンは35年返済と、返済期間も長期に渡りますので、
この点も考慮して安心できる返済プランをたてるようにしていってください。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/
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