対象:老後・セカンドライフ
石崎 公子
ヒキダシスト/Comunication Specialist
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まず、問題を整理してみましょう。
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サカナさん、こんにちは。
困りましたね。
サカナさんの不満やイライラがよく伝わってきました。
まず、文面からわかることは、
・サカナさんはご両親と3人暮らし。
・お家は、完全別棟の二世帯住宅で、別棟の方に国際結婚した妹さんがご夫婦二人住まい。
サカナさんが許せないと思っていることは、
・ご両親が金銭的に妹さんをサポートしていること。
・妹さんのご主人が日本語が上達しないこと?
・お母様がサカナさんを頼って、言いやすいからと使われること。
・お父様が妹さんにけじめがついていないこと。
・サカナさんが大事なものを、妹さんが破棄すること?
・妹さんの不要なものを、サカナさんの家の方に持ってくること。
ということです。
けれども、仮に上記がすべて解決されればいいのか?と言えば、
そうではないように思えます。
おそらくサカナさんが一番気になっているのは、
将来ご両親亡き後、自分がどうなるのか?ということではないでしょうか。
その時に、不仲な妹さんとのことが心配で、
相続等でもめないようにご両親になんとかしてほしい、ということだとお見受けします。
もしそうだとすると、ご両親にその対策を促していくことが大事ですね。
けれども、ご両親も「整理しておいて」と言われても、何をどうやって整理したらいいか、
なかなかわからず、できないものなのでしょう。
最近は「エンディングノート」というものが多数発行されています。
そこで、まずはそのエンディングノートをサカナさんが選んで、
ご両親にプレゼントしてみてはどうでしょう?
こういう風に考えればいい、ということがわかります。
その内容をもとにご両親と話をしていくことで、問題が明らかになって行きます。
ただ、書き始めればいいのですが、それも意外に難しいものです。
その場合は、ご両親だけでなくサカナさんも、
ご自分のエンディングノートを書いてみては?
サカナさん、お父様、お母様、それぞれが1冊づつ用意して一斉に書いてみようと
提案してみてはいかがでしょう?
ページを区切って、3人がそれぞれいつまでに書く、など決めて、
途中で3人で内容を中間報告し合う、という作業を始めてみてはいかがでしょう?
エンディングノートは遺言とは違い、法的拘束力はありませんが、
まずこれを書くことで、自分がどうしていきたいかを考えるきっかけになります。
補足
サカナさんはまだ30代。
現在結婚の予定がないと書いていらっしゃいますが、先のことなど誰もわかりません。
結婚が幸せに直結するとは限りませんし、生きていてもあまり良いことがないなんてことは、
ないと思いますよ。
ご両親に頼られることがイヤだと思いつつも、
サカナさん自身が精神的にご両親に頼っているところもあるからこそ、
「独りになった時どう生きていけば」と思うのではないでしょうか。
サカナさんご自身の人生を、今以上にキラキラワクワクさせていくために、
これからどう生きていくか?・・・これが、本来はもっともっと大事なことではないかと思います。
評価・お礼
サカナ さん
2013/02/05 20:19
>石崎様
早々のご回答をありがとうございました。
私は家が好きです。
両親も好きです。
私は実家を出た事がなく完全なパラサイトです。
仕事でも悩みが多いので両親と暮らしていて良かったと思っていますし感謝もしています。
今、私があるのは両親のお蔭でもあります。
ただ身勝手な妹とケジメがついていない両親に沸々ときてしまいます。
というのも両親が甘やかしているのに時々私に彼女の愚痴を言ったり…
でも改めて自分の相談を読み返すと自分の事しか考えていませんね。
エンディングノート!
そういったものがあるのは全く知りませんでした。
家族として仲は良い方だとは思いますが何せ各々がズボラで身勝手なのでプレゼントしたところで放置される可能性は大きいです。
こういう事を悩んでいるのも私だけだと思います。
とりあえず私だけでも書き始めようと思いました。
ちょっと探してみます!
ありがとうございました。
石崎 公子
2013/02/06 10:31
サカナさん、早速のレスをありがとうございました。
>こういう事を悩んでいるのも私だけだと思います。
これはご家族のことでしょうか?
そうとも限りませんよ。
こういうことは、なかなか口にすることがないので、
意外とご家族の皆さんがそれぞれにそれぞれの思いを抱えているかもしれません。
それだけに、話してみると新しいことに気づけたり、ご家族との新たなかかわりが生まれたりすることもあります。
ご家族に限らずに言えば、サカナさんのような悩みを抱えている方は、
たくさんいらっしゃいます。
1人になったらどうしよう、親がいなくなったらどうしよう、という思いは、
「おひとりさま」に限ることではありません。
ましてや最近は結婚年齢が上がっていますし、独身(バツイチ含めて)女性も増えているので、
同じような悩みを抱える人は、私の周りにもたくさんいます。
だからこそ、ご自分が「自分らしく」いるためにはどうしていくか、
これは本当に大切なことだと思います。
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