対象:お金と資産の運用
回答数: 2件
回答数: 7件
回答数: 1件
相続したお金の運用目的について
- (
- 4.0
- )
ぷいぷい様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
相続したお金の件、「もったいないから運用しましょう」というアドバイスは、ありがちですが、まずは、運用目的をしっかりと定めましょう。
例えば、積極的に殖やしたいのか、少しずつ取り崩して使いたいのか、資産価値の保全を重視するのか、といったことから、ライフプランを基準に、整理する必要があると思います。
また、いつまでに、いくらといった数字の計画を立てることも大事です。
それと、もうひとつの視点は、単に自分のためだけに運用する、というのではなく、お金を社会に役立てるという発想です。
今あるお金は、元をたどれば、他の誰かが、汗水たらして稼いだお金が、手元に回ってきたものです。
仮に、その全額を銀行預金にするだけなら、そのお金は、社会に巡っていかず、日本国債(政府の借金)が買われるばかりになります。
一方、例えば、優良企業の株式や、利用価値の高い不動産などに投資をすると、それが血液のように、どんどん社会に巡っていって、いろいろな人を幸せにしながら、景気を良くする一助にもなります。
日本の景気が低迷している最大の要因は、お金を持っている人が、消費や投資に回さないからです。
こういった視点も含めて、少しずつ考え方を整理すると、ご自身の選択に「腑に落ちる」状況が生まれます。
実際、よく理解せず、他人から勧められるがままに投資をして、後悔される方は多いです。
ご自身の考えが整理されれば、選択はおのずと、決まってきます。
なお、個別具体的な選択は、個人で活動しているアドバイザーとの対話の中で決めていくのも、一つの方法です。
以上、ご参考になれば幸いです。
評価・お礼
ぷいぷい さん
2013/01/05 02:53
皆が老後に不安があるからお金が使えない、貯め込んでしまうという状況だと思います。
でも、それじゃダメなんでしょうね。
なかなか難しいですが、私も高度経済成長の恩恵を受けて育った人間、日本という国の
勢いを身をもって実感した世代なので
なんとかしたいという思いはあります!
でも、自分のささやかな老後資金となると・・・決断は難しいですね。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
(現在のポイント:1pt)
この回答の相談
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A