対象:年金・社会保険
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山田 聡
ファイナンシャルプランナー
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確定拠出年金の運用につきまして
ファイナンシャルプランナーの山田と申します。
確定拠出年金の仕組みや税制をよく理解すれば、
慌てる必要はないと思います。
資産残高や拠出期間によっては脱退一時金を受取れますが、
それ以外の場合では原則として60歳までは給付金を受け取れません。
そのため、ご相談者の年齢であれば、
今後20年以上はどちらにしても引き出しができないということになります。
状況によっては、最長で70歳まで受給開始を延ばすこともできます。
それは一方で、最低でも20年以上の運用期間が
残っているということにもなるのです。
そのため、今現在の損益をあまり気にしない方がよいでしょう。
また確定拠出年金は、運用期間中の運用益は非課税のため、
将来もし値上がりした場合には税制メリットを受けられます。
このように、長期に亘る運用期間であることや、
運用益非課税という確定拠出年金の特徴を考えると、
リスク商品の運用に適している面が多いともいえます。
そのため、受給まで十分な時間がある世代の方が
リスク商品で運用することは、決して間違った選択ではないと思います。
それ以外にも、給付金が一時金の場合は退職所得控除が適用できたり、
年金の場合は公的年金等控除が適用されるなどのメリットもあります。
このような確定拠出年金の特徴をよく理解し、
受給開始までの期間も踏まえ、
改めて今後の商品選択をじっくり考えてはいかがでしょうか。
商品は、無リスクからハイリスクまで
お好きな配分で組み合わせることができます。
ご自身にはどのような資産配分が適しているかを
お近くのファイナンシャルプランナーにご相談されることをお勧めします。
山田FP事務所 http://www.yamadafp.com/
山田 聡
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この回答の相談
初めてご質問させて頂きます。
どうぞよろしくお願いいたします。
確定拠出年金についてなのですが、
この度、訳あって仕事を途中退社することになりました。
確定拠出年金から一定の条件を満たせば、脱退… [続きを読む]
uki55さん (兵庫県/38歳/女性)
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