対象:遺産相続
複数の専門家から助言を受けることが大事
KTMK様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご相談の件、相続時精算課税制度は、一度使うと、暦年課税に戻れないのがデメリットです。
暦年課税だと、年110万円の基礎控除の枠が使えます。
あとは、ご両親から土地を購入すると、ご両親に所得税(譲渡所得)が発生する場合があります。
(取得税と書かれたのは、所得税のことかと思います)
なので、土地は、贈与または、相続で取得するというのは、課税の繰り延べという観点から、妥当な発想といえます。
それと、建物について、共有名義は可能です。
ただし、固定資産税の負担をどうするか、考えておく必要があります。
その他、細かい話は、有料のFP相談を申し込まれることをおすすめします。
匿名の無料Q&Aでは、正確な状況が分かりませんし、責任を持ったアドバイスができません。
ご希望により、税理士、司法書士、不動産コンサル等、各分野の専門家と連携して、サポートすることも可能です。
その場合、FPは、プランの取りまとめと通訳のような役割を果たします。
私も含めて、一人の判断では、落とし穴に気付かないことがありますので、大きく資産を動かす場合は、信頼のとれる複数の専門家からサポートを受けるとよいと思います。
以上、ご参考にしていただけると幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
私41歳(妻)の両親(66.67歳)の土地(父名義と父母共有名義とが混在)に新しく別棟タイプの二世帯分の住宅を建てる計画があります。
両親宅の建築費用として私達夫婦で1500万円、一部分を負担す… [続きを読む]
KTMKさん (埼玉県/41歳/女性)
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