対象:心の病気・カウンセリング

石川 裕理
心理カウンセラー
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トラウマの原因を探り、解決することは可能です
にゃにゃもさん、こんにちは。
臨床心理士の石川です。
アニメ・デザインコースなのに尖った鉛筆が怖いと、お困りでしょう。
精神病とは言いませんが、神経症の範疇には入るだろうと思います。
(ちなみに現在では、「神経症」という言葉は診断用語としては使われていません。)
もしも私がにゃにゃもさんのカウンセリングをするとしたら、
中学三年の時の、事故の前後のお話からうかがうと思います。
事故なのですが、それがどうしてトラウマになったのかは、前後の脈絡を手掛かりに
探ることが必要だからです。
「肌を思い切り切ってしまった」とのことですが、どこの「肌」なのか、ということも
重要です。
ちなみに私は、子どもの頃に大きな交通事故に遭い、両腕左足骨折・全治三カ月の重傷を
負ったことがありますが、トラウマにはなっていません。
車も、道路を渡ることも、怖くありません。
「カミソリで肌を思い切り切ってしまった」→「それからずっと刃物が怖い」
「車に思い切りはねられてしまった」→ 「それからずっと車が怖い」
というふうに、一直線には結びつかないものなのです。なぜかというと、
トラウマや神経症には、自分では意識化できない精神内界の働きが関係している
ことがあるからです。
もし、にゃもにゃもさんが、日常生活で苦痛を感じるほどお困りであったり、
自分自身についてもっとよく知りたい、と思うときは、カウンセリングを利用することを
お勧めします。
にゃもにゃもさんが楽しく幸せに学生時代を楽しめますよう、
応援しています。
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この回答の相談
中学校3年生の時、
カミソリで肌を思い切り切ってしまったことがありました。
故意のものではなくて、事故です。
それからずっと刃物が怖くなりました。
動画や画像も危う… [続きを読む]
にゃにゃもさん (岡山県/16歳/女性)
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