対象:生命保険・医療保険
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宮下 達裕
保険アドバイザー
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社会保険でない方の保険の考え方【個人事業主/経営者の方】
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お客様に有利な保険提案を得意とするファイナンシャルプランナー宮下です。
私のクライアントでもとび職の方がいらっしゃいます。
その方はひとり親方(個人事業主)なので、社会保険はない(労災がない)そうです。
個人事業主なのか会社形態なのかを問わず、
経営者の方は社会保険はないので、ご相談者様と同じ状況になるかと思いますが。
まず一般的にどのくらいの貯蓄が必要かという質問ですが、
万が一の手元に置いておくお金として、6ヶ月分の生活費があれば、
ある程度の入院や収入減などを補填できるとされています。
お手持ちの貯蓄を万が一の時に減少させてもよいのであれば必要な保険が少なくなりますし、
お子様の教育費も兼ねているなどの理由で、万が一の時にできれば貯蓄を減少させたくないのであれば、
必要な保険は多くなります。
また奥様が就労することを前提としていますが、
お子様を預けられないなど就労再開するのに時間がかかるかも知れません。
その間の生活費の補填も考える必要もあるかも知れません。
経営者や個人事業主として経営者の場合、
ご自身が亡くなった場合とケガなどで長期間就労が出来なくなった場合を想定しましょう。
1医療保険
入院の短期化が進んでいますので、730日型はあまり現実的ではないかも知れません。
長期入院に関しては高額療養費制度もありますので、60日型でよいでしょう。
高額療養費制度を使ったとしても、入院日額5,000円だと心許ないです。
個人的には入院日額5,000円の730日型よりも
入院日額を10,000円にして60日型などの短期の医療保険をおすすめしています。
入院をすることで失われる収入を補うためにも、少し多めの医療保険がよろしいかと思います。
補足
2損害保険の休業補償保険
休業補償保険は病気やけがなどで就労が出来ない状況の時に
設定した金額を毎月もらえる保険です。
例えば就労不能状態が3日続いたら20万円もらう保障や
就労不能状態が30日続いたら10万円もらえるように任意で設定できます。
もちろん保障が多くなれば、保険料は高くなりますし、
就労不能状態(不担保期間)を長く設定すると保険料は安くなります。
ご相談者様が働けなくなった状態になり、
収入が入ってくる仕組みを作ることができます。
上記の1&2が社会保険加入者の傷病手当や休業手当みたいな仕組みになります。
3死亡保障に関して
ご検討の収入保障保険に関しては問題ないように思えます。
しかしながら、個人事業主であれば、
退職金もないでしょうし、サラリーマンと比べると老齢年金も少ないでしょうから
ご相談者様はまだまだ若いですから、若いうちから貯蓄もできる終身死亡保険などを利用して
できるだけ貯蓄をしましょう。
保険会社によっては"とび職"はけがなどのリスクの高い危険職種となり、
保障金額の上限が設定されていることもあります。各保険会社にお問い合わせください。
よき保険に巡り会えることを祈っています。
ご不明な点など有りましたら、"この専門家に質問"ボタンよりご質問ください。
評価・お礼

kurokomame さん
2012/03/12 12:00
入院保険については、たしかに730日型だと、現実的ではないとは思うのですが、短期の入院だと高額医療制度があることをふまえ貯金でまかなえる補償額だったことと、本当に困るのは長期入院やがんなどで入退院を繰り返すことが困ると思ったので、考慮しました。
休業補償のかわりもふまえて、保険料と相談しながら今一度考えていきたいと思います。
丁寧にご回答いただきありがとうございました。

宮下 達裕
2012/03/12 14:31
好評価をいただきありがとうございます。
最近の医療保険は長期入院の可能性のある生活習慣病は入院制限の延長ができるものがあります。
オリックスのCure60日型ですと生活習慣病だと120日までの入院が保障されます。
最近の傾向としてがん保険に加入される方が多くなってきています。
特に手術の有無を問わない通院保障のあるものが選ばれていますので、
ぜひご検討ください。
お力になれることがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
よき保険に巡り会えることを祈っています。
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この回答の相談
33歳とび職です。
家族は妻(主婦)と子供1歳の3人家族です。
子供が生まれ保険の見直しで、収入保障保険と医療保険に加入するつもりです。
収入保障は300… [続きを読む]
kurokomameさん (京都府/33歳/女性)
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