対象:住宅資金・住宅ローン
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家を建てるのは、今年か、来年かーー
不動産中心のFP 野口です。
ゆうこ様のお考えはわかりました。建てようとする住宅の規模、金額、資金状況が詳しく判りませんが、次の仮説条件で検討しましょう。
土地は、取得済みで、住宅はハウスメーカーの規格住宅、2,300万円の住宅を建設、ローンを2,000万円(30年返済)、残り諸費用含め自己資金と仮定します。
今年(h23)中に建てる場合、フラット35S対象で10年間金利1.475%以後残期間2.475%とします。=当初10年間元利金等返済で、月々¥68,784の支払い。以後20年間¥75,541の支払い。支払い金利総額638万円です。
もし、フラット35Sのような金利優遇策が無い場合は、全期間2.475%とすると、月々¥78,784の支払いで、支払い金利は総額835万円で約200万円の差が有ります。
更に、エコポイント制度が打ち切られる場合は30万円の助成はありません。
固定資産税は、住宅の場合は減免制度があり、4/1000 → 1/1000 となり、これらは延長される可能性が強いですから、考える必要は無いでしょう。
私の私見ですが、景気が低迷しているいる以上住宅建設促進は必要な政策で、多分延長の可能性が強いと思います。又は同程度の政策は継続必須でしょう。エコポイント制度は、他の同様のエコポイントとの兼ねあわせで打ち切りでしょう。
このように見ますと、今年を選択されるかが多いのも事実です。しかし、ゆうこ様は、1年以上の空室があり、その間支払いが発生し約81万のローン発生があります。
ローン金利は、現状フラット35sで平均2.475%となっていますが、今年に入って長期金利が0.3%前後上昇しています。この春から多分金利UPは避けられないでしょう。
しかし、本年末の金利や、2年後の金利予想は難しく、どうなっているか判りません。
エコポイント制度は、本年末の着工で必要な手続きで未完成でも適用になります。
フラット35Sは、申込みが本年中で、完成融資が明年2月末までです。
これらを総合的に考え、ゆうこ様の状況に合致した方向を御選択ください。
回答専門家
- 野口 豊一
- ( 神奈川県 / 不動産コンサルタント )
- 代表取締役
不動産の売買、投資をFPの視点よりコンサルタント
独立系のFP、不動産業者とは一線を画し常に第3者の観点からコンサルタント、長年のキャリアと実践て培った経験をを生かします。法律、経済、税務など多角的に論理整然とし、これを実践で生かします。誰にも負けない「誠実性」「洞察力」を発揮します。
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この回答の相談
新築の規格住宅を建てる予定です。
子供が小学校に上がるのに合わせて(平成25年4月入学なので25年1月か2月)までには引越しを住ませたいです。
今年建てる(着工する?)とエコポイ… [続きを読む]
ゆうこ★さん (兵庫県/29歳/女性)
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