対象:リフォーム・増改築
遠藤 浩
建築家
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難しいですね。
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ピクシーさん、こんにちは。
遠藤浩建築設計事務所の遠藤です。
遮音等級LL45レベルですと、上階の生活が多少意識され、椅子などの家具の移動音が少し聞こえる程度の遮音ということですから、仕上げの違いによって多少聞こえ方が違ってくるのでしょう。
無垢のフローリングが気に入られて仕上げたわけでしょうから、その上にまた緩衝材として何か敷くのは、ありえないでしょうし、そこで、床下で何とかしようというお考え方なのでしょうが、グラスウールでは、軽すぎてほとんど遮音にはならないでしょうね。
もし、施工するのであれば、出来るだけ密度の高いロックウールをギッシリ吹き付けることで、多少は違ってくると思います。密度の度合いによって遮音性能が違ってくると思います。吹付けでどの程度高い密度のロックウールが施工できるのか、難しいところですが・・・。
遮音は、重たくして、振動を鈍らせ伝えないようにしないと、伝わってしまいます。
下階の人が聞き取りやすい部屋にある部分のフローリングを剥がして、防振ゴムや遮音シートを施工すれば大分違ってくるのでしょうけれど、今となって、ちょっと難しいのでしょうか・・・。
あとは、
生活する上で、椅子やテーブルの脚にゴムなどのクッションを付けたり、部分置きのじゅうたんを使うといったことも考えられるでしょう。
引っ越しのときは、日常の生活と違って、家具が一度に沢山入ってきたり、人の出入りも多いでしょうからその分、音がやかましいのは仕方ないことなのですが・・・。
評価・お礼
ピクシー さん
2011/02/15 09:09有難うございます。確かにそんなに簡単に一部を開けて吹き込んで解消できるのなら皆さんやってらっしゃいますよね。やはり生活上でゴムなどで気を使うしかないですかね・・・まだ、引っ越して間もないので、もう少し様子を見て考えたいと思います。どうも有難うございました。
遠藤 浩
2011/02/15 09:56
たぶん、仕上材が変わったので、音の違いを感じたり、引越時の騒音も含めて、今までと違う音として下階の方は、感じておられるのだと思います。機会があったら、以前と同じ遮音等級であることをちゃんと説明されるのが良いと思います。
吸音遮音工事は、結構高いですし、遮音材と称して販売しているものやその工法でも、果たして効くのだろうかというものも実際出まわっています。中途半端に施工してもキヤスメだったりしますので、遮音工事は慎重に検討されることオススメします。
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この回答の相談
中古マンションを購入しスケルトンリフォームをしました。リフォーム業者には音に対する事前の相談を行い、結果、LL45レベルの下地の上に無垢のフローリング、タイルを貼る事にしました。
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ピクシーさん (東京都/47歳/男性)
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