対象:離婚問題
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梅原 ゆかり
弁護士
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調停がよろしいと思います
弁護士の梅原です。離婚等家族関係の法律問題を専門に扱っております。
ご質問の件ですが、
1 申し立てをしてから第1回期日が入るまでにだいたい1ヵ月半。
その後、1ヵ月きざみで期日が開催されますが、双方の言い分をとりまとめるのに、
だいたい6ヶ月ほどは見たほうがいいかもしれません。
それでも、現在の状況を続けるより、前に進みますし、
ねぎかもさんの精神的なご負担もずいぶん軽減されると思われます。
2 話し合いで不可能ではありませんが、負の財産が財産分与の対象になるか
という点においては、裁判所は必ずしもポジティブな判決を書いてくれていません。
売却によりローンを完済できれば一番いいですが、なかなかそうはいかないため、
あるいは一人で住み続ける、
誰かに貸して家賃収入をローン返済にあてる、
などみなさん苦労されています。
3 原則として「子の福祉」に沿う必要がありますが、
1歳8ヶ月ということは、まだまだ、ご自身での意思表示は無理ですので、
両親の都合をすり合わせて、面接交渉を行うことになります。
4 15歳以上といわれています。
※ 調停を進めるうえでの注意点
調停は、調停委員が中心になり、双方の話を丁寧に聞いてくれます。
まず、自分はどうしたいのか、はっきり伝えるべきです。
それは、多少オブラートに包むなどの方法により、先方に伝えられます。
調停では、申立人と相手方が同席することはほとんどありませんので、
ある意味、思う存分、意見を主張することが出来ます。
が、条件についての話し合いになりますので、趣旨を明確にするためには、
たとえば、メモ程度でもかまいませんので、ご自身の意見を
書面化し、数部コピーもして、持参されるとよろしいと思います。
調停委員によっては、拙速に結論を急ぐ方もいます。
要するに、「話合いができなければ調停不調にします」と脅すわけです。
不調というこは、何ら解決ができないで終わることを意味しますので、
不調になるくらいなら・・・と弱腰になってしまうこともあります。
毎回、というわけではないにせよ、疑問が出てきたらその度、
ここでもいいし、町の法律相談でもいいので、専門家の意見などを聞きながら
進められるとよろしいと思います。
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この回答の相談
私41歳、年収600万円。妻32歳、年収500万円。子供1歳8カ月。結婚3年目。
共働き前提で購入した住宅の残債2500万円。名義は夫の私。
他の共有財産としては、家具類程度。(妻用に購入した車は譲渡済)
H22年1… [続きを読む]
ねぎかもさん (福岡県/41歳/男性)
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