対象:お金と資産の運用
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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貯蓄の取り崩しで家計を賄うのも資産運用の一種です
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ぐんじょう様
初めまして、ライフ・プランと資産運用を支援するオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
ご質問の記載内容から、資産の収支とバランスを測りますと、退職後の生活はご主人のお考えも重要なポイントと思われます。
60歳からの40年(100歳)と考えても
1.支出は年間500万円×40年=2億円の支出
2.収入は年間360万円×40年+120万円×14年+70万円×25年+3,000万円=2億830万円
3.貯蓄が9,000万円ありますから
差引きで3+2-1=約9000万円が残ります。現在予定されている貯蓄額がそっくり残ることになります。この中から大学進学の費用2,000万円を出しても十分賄えるものと思われます。
リスク商品を購入せずに、貯蓄の取り崩しで家計を賄うことも、資産運用の一つであることをご認識ください。
余り、資産運用に気を取られますと思わぬ損失を出す原因になろうかと思われます。
特に、毎月配当のある多分配型の投資信託などで運用なさらぬよう助言申し上げます。
それでも、資産を殖やす事をお考えの場合には、予想貯蓄残高の半分4,500万円程度を、低リスクな国内債券向けファンド、例えば円のMMF、国内債券を対象とするインデックス・ファンドで運用されては如何でしょう。
期待リターンを360万円÷9000万円≒4%をどうしても要望されるのであれば、
国内外の債券と株式にJリートをプラスして、5資産に均等配分されては如何でしょう。
長期的な期待リターンは4%超と試算されます。
但し、リスクとコストが伴います。
コストは、購入手数料が無く、信託報酬の安い、ネット証券向けインデックス・ファンドで組まれると宜しいかと考えます。
リスクは、流動性リスク、価格変動リスク、為替リスト、信用リスク、金利変動リスクなどから元本割れが生じる場合があります。
もし、ご必要であれば、投資の基礎知識、アセットアロケーションの考え方とうのレクチャーと、ぐんじょう様のリスク許容度に応じた資産配分とポートフォリオについて、投資アドバイザーである私がご相談を承ります。
評価・お礼
ぐんじょう さん
2010/10/18 15:55
とても 誠実で 含蓄のある御回答をありがとうございました。
そうですね… 勤勉でシンプルな夫は、良い意味での 学者バカ? という表現がぴったりの
実直な人柄です。 長年 真面目に勤め上げて 積み上げてくれた かけがえのないお金です。
・・・大切に、愛情を込めて 使い方や運用等について考えて行きたいと存じます。
まずは夫に感謝して 話し合いたいと存じます。
大切なことに気付かせて戴きました。
ありがとうございました。
吉野 充巨
2010/10/18 20:15
ぐんじょう様
高評価を頂き有り難うございました。
第二の人生、お金から離れてのんびり暮らされるのも宜しいかと存じます。
ご主人と資産運用ではなく、これから何をしたいかをお話し合いください。
それを今後のライフプランとして、お金が足りれば良し、不足するようであれば資産運用をお考えください。
なお、資産運用をご相談する際には「売り手の利益は買い手のコスト」ということを基本として相手をお選びください。
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この回答の相談
夫65歳、妻49歳(私:専業主婦)、子供9歳 の 年の差、高齢出産家族です。
来年3月で夫が定年退職となり、年金生活が始まります(再就職の予定はありません)。
現在 … [続きを読む]
ぐんじょうさん (静岡県/48歳/女性)
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