対象:保険設計・保険見直し
回答数: 3件
回答数: 3件
回答数: 3件
築地 聡
保険アドバイザー
-
毎年貯蓄を取り崩す生活にならないように気を付けて下さい。
- (
- 5.0
- )
道楽親父さん、はじめまして。
詳しい家計の現状が分りませんのでお答えしにくいとことはありますが、保険=貯蓄と考えられて、もしも今、日々の貯蓄をされておれないとしますと、これから毎年現在の貯蓄残高を取り崩して行くことになります(お子様に掛かる支出は増える一方です)。
終身保険は保障と貯蓄を兼ねた保険ですが、貯まったお金(解約払戻金)を使うためには、その保険を解約するか、あるいは契約者貸付として借りないといけません。
解約すれば保障は当然なくなる訳ですし、契約者貸付の場合は、ご自身が貯められたお金なのに貸付金利が発生してしまいます。
また死亡保障の必要性を考えると、お子様の教育費や養育費だけでも約4,000万円前後のお金が必要でしょうし、残ったご遺族の生活資金も考えると保障が足りないと思います。
(お子様の進学のご希望や、今後のライフプランが分らないのであくまで私の概算です。)
また病気やケガによる入院やガン等の三大疾病に保障がないのも気になります。県民共済は良い保険ですが、あくまでもこれは補足的に補う保険です。生きるリスクとして病気やケガによる入院やガン等の三大疾病などのアクシデントがあると大切な貯蓄を大きく取り崩してしまいます。そして老後の医療保障も考えるとそうした保険(医療保険やガン保険など)にこそ終身タイプの保険が必要です。
総じて言いますと現在の道楽親父さんのご家庭は貯蓄性の保険で家計が圧迫されているのではないかと思います。
保険の本来の目的は‘生きて儲ける為’ではなく、あくまでもリスクに‘備えるお金’です。またライフプランにおいては貯蓄と保険は分けることが基本です。
・遺族の生活保障(収入保障保険、低減定期保険)
・死亡時に必用な一時金(終身保険)
・生存保障(医療保険、ガン保険、特定疾病保険)
上記の様に目的別に保険を見直されることをお勧めします。
補足
・米国ドル建て終身保険についてはご存知だとは思いますが為替リスクが伴います。今後(我々が生きている間に)ドルはもう100円を越えることは恐らくないだろうと思います。いずれは(近いうちに)1995年につけた79.7円を下回りそして更に下落するのだろうと思います。
・投資信託に関してはどのような内容なのかは分りませんが、新興国その他の国債などは既に焦げ付いています。またリスクとリスクを混ぜ合わせてもリスク分散にはなりません。近年はリスクとリスクを混ぜ合わせたファンドが多いのでお気を付け下さい。
・リスク分散の正義に隠れた悪神の智恵 http://blogs.yahoo.co.jp/tsukkin082/25391846.html
・保険は生きて儲ける道具ではない。 http://blogs.yahoo.co.jp/tsukkin082/25389391.html
評価・お礼
道楽親父 さん
ご回答ありがとうございます。
医療保険については、県民共済で十分かと思っていました。
がん保険には入っていないので、がん保険単体、または医療保険のがん特約などの検討もしてみたいと思います。
(現在のポイント:1pt)
この回答の相談
初めまして。
秋に子供が産まれる予定です。
保険についてご意見をいただければと思います。
【家族構成】
・夫(33歳、年収:約600万)
・妻(31歳、専業主婦)
・子供(7歳、4歳… [続きを読む]
道楽親父さん (岐阜県/33歳/男性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A