前回からの続き、融資について。
設備投資の資金をどこから確保するのか、についてです。
方法は起業時と同じく2つあります。
・他人から借りる(融資を使う)
・自分のお金を使う(自己資金を用意する)
当然有利なのは自己資金をある程度使うことです。
ではそのための自己資金というのはどこから貯めるのでしょうか?
起業する前ならばその時もらっている給料などから
コツコツと貯蓄していくことが必要でした。
起業した後ならば、自己資金を貯める手段は自社事業となります。
現在自分がやっている事業から利益を獲得する。
その利益の中からお金を少しずつ留保していく。
そうして貯まっていったお金を使って設備投資をする。
設備投資によって事業が新しい段階に入り、次の展開へと向かう。
事業というのはこのサイクルを繰り返していくことです。
(まぁどれくらい次の展開を目指すのかは人によりけりですが)
という前提を踏まえた上で、融資の活用について考えてみます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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