前回からの続き、融資について。
まず融資を受けるということの本質的な意味について。
融資とは表面的にはお金を借りることを意味します。
もう少し突き詰めると、時間を買っていることになります。
例えば何か新しい事業を起こしたいとします。
その事業は開始をするために1,000万円くらいのお金が必要です。
本来であれば、自分でコツコツとお金を貯めて1,000万円になったら
事業を開始するのがあるべき姿です。
しかしそれではいつまでかかるのかわかりません。
そこで融資制度を使えばすぐに事業を開始することができます。
お金を1,000万円借りて商売を始め、儲けを出せるようにします。
出てきた儲けの中からお金を借りたことによる手間賃、つまり利息を支払います。
併せて借入をした元本を返済していきます。
融資制度があることによって、長い時間をかけてお金を貯めなくても
商売が始められるようになりました。
資金規模に関する少し違う考え方も取り上げてみます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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