おはようございます、今日はガンバレの日です。
ほんと、使い所が難しい言葉だと思っています。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
変えなくてはならない行動指針の事例として、企業における不祥事の発生について。
企業の不祥事というのは、常に話題が尽きることがありません。
どこかの企業で大きな話題が出て、それが落ち着いたと思ったら、また次の話が出てくる。
つい最近だと、某企業(車に関係)に関する話題が一番盛り上がっています。
この手の不祥事関連ですが、結構な割合で起こっているのが、ワンマン経営による弊害です。
ワンマン経営というのは、決して悪いことばかりではありません。
規模がそれほど大きくないときには、社長その人の判断でパッと動けるので、圧倒的な速度感が発揮できます。
一方、ある程度規模が大きくなった場合、どうしても社長の目が届かないところが産まれてきます。
そういったときに、企業統治(ガバナンスとか言われます)の仕組みがないと、色々な問題が発生してきます。
ガバナンスの実例としては、内部通報や広報に関する辺りがわかりやすいかもしれません。
最初は小さな問題がチラホラと、しかしそれが積み重なり、大きな問題が発生しはじめ・・・
しかし、その問題が公表、共有されることもなく、ひた隠しにされてしまう。
結果、最終的に大問題となり、企業の根幹を揺るがすような問題に発展してしまう。
不祥事関連の話題で、このような「ワンマンの弊害」と考えられる事例は、それなりに多いようです。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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