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ローリスクに潜むマイナスリスク

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おはようございます、今日は国際熱帯デーです。
地球温暖化と寒冷化については、色々と議論が尽きないようです。


自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
分散投資としてのiDeCoについて、その現状について簡単に触れています。


定期預金を積み立てるのではなく、定期預金型のiDeCoを運用することのメリットは、毎年の減税です。
「積極的に運用益を目指すのではなく、元本を減らさず、毎年の減税メリットを目指す」
これはこれで、ひとつの運用方法として合理的といえます。


その上で、この方法に潜むマイナスリスクを認識しておく必要があります。
それがインフレとの関係です。


繰り返しになりますが、iDeCoは老後資金形成のための手法であり、長時間をかけて分散投資するものです。
そして、物価というのは基本的に、時間経過に従って少しずつ上っていくものとされています。
日本では長らくデフレ傾向が続いていましたが、ここ数年の物価上昇は全員の意見が一致するところです。


運用益を目指さないで運用をする(定期預金型でiDeCoを運用する)、ということは
「物価上昇をしたときに、相対的に年金(投資信託)の価値が下がっていても対処できないけど、それで構わない」


これを意味します。


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