おはようございます、今日はコロッケの日です。
近所のお肉屋さんのコロッケ、美味しかったなぁ。
金融機関との付き合い方についてお話をしています。
「現預金が最強だ!」という昨今の価値観について簡単に。
もう一つ、余談のようなお話をご紹介します。
いまから20年ほど前、特にアメリカを中心に「時価主義こそ正義だ!」という流行がありました。
現預金の裏付けなんぞ必要ない!時価こそがもっとも正しい企業価値だ!という雰囲気です。
12年前のリーマン・ショック時に、その考え方はかなりなりを潜めました。
リーマン・ブラザーズが潰れたのも、結局は「現預金がなかったから」です。
そしてサブプライムローンの問題は「設計が難しすぎてよくわからん」というところが根っこにあります。
現預金の重要性が見直されて後、人間というのはやはり懲りないもので・・・
やっぱり「現預金とかいらなくね?」という方向に話が進みました。
日本において「シナジー」だとか「M&A」という言葉が流行しだしたのも、このころかと思います。
数年前には「日本企業は現預金ばかり貯め込んで、効率的な経営ができていない!」と叩かれておりました。
そして昨今、またもや大きな事件が起こり、やっぱり現預金だよね・・・と。
不思議なもので、大きな事件というのは10年に一度くらいは何かしら起こるものです。
それをきっかけに、より保守的な価値観(現預金中心主義)が蘇る感じでしょうか。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
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節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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