おはようございます、毎月25日はプリンの日です。
最近は種類が増えましたねぇ・・・
資金繰りについてお話をしています。
手形という手段そのものが減少傾向にあることについて紹介しました。
最近では手形ではなく、債権そのものを流通させる手段も増えてきました。
いわゆるファクタリングと呼ばれる手法です。
従来では「売掛金から手形になって、その手形を売却する」という流れでした。
これが「売掛金をそのまま売却する」という仕組みができてきました。
売掛金は形のない債権ですので、印紙税の課税文書には該当しません。
従って、取引全体で考えると税負担を軽減することが可能です。
もちろん、手形という形あるものがないことから、情報の管理はそれなりに大変です。
債権管理をする上で、相手企業の信用情報を調査することも必要不可欠です。
それなりの技術やノウハウが必要なので、ファクタリングに係る手数料は結構高いことも多いようです。
その性質上、ファクタリングはやはり短期資金に充当されます。
長期的な手形貸付の代替手段として使うには、少々手間もコストも大きいかな~という印象です。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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