おはようございます、ついに11月、今年も残り二ヶ月です。
仕事的には、年末調整の処理準備が始まりました。
生活費と事業の関わりについてお話をしています。
倒産企業の決算書について、2つのパターンから倒産の原因を推測していきました。
余談としてご紹介をすると・・・
何がしかの機会で、お会いしたことのない会社の決算書を目にすることがたまにあります。
そういう場合、この辺りをみていくと結構な割合で「社長さんの性格」がよくわかるかな、と。
・現金残高
倒産理由で紹介した通り、現金残高が妙に多い場合には社長の使い込みが疑われます。
・社長借入or社長貸付
中小企業で社長借入があるのは珍しくありませんが、社長貸付はやはり使い込みの疑いが濃厚です。
・外部からの借入の有無
仕事で借金をすることの意味は「業況の拡大を目指す」のが通常です。
どれくらい攻撃的に経営をしているのか?がある程度推測できます。
・人件費と外注費のバランス
直接雇用している人件費が多いということは、それだけ自社で仕事を抱えていることを意味します。
一方、外注費比率が多いということは「多少高くついても直接雇用はしたくない」という志向が強いのでしょう。
・固定資産の残高
設備投資をどれくらいしているのか?はやはり経営に関する攻め具合を表しています。
細かく見れば他にも色々とありますが・・・
代表的なところでは、ここで紹介したような項目をちょっとみると、なんとなく社長さんの性格がわかります。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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