おはようございます、地元川崎では相当にハロウィン押しです。
市場規模はバレンタインデーを超えたのでしたっけ?
生活費と事業の関わりについてお話をしています。
倒産企業の2つのパターンについて、昨日は「現金が少ない・社長借入がある」倒産を紹介しました。
◯パターン2 決算上「現金が多い」「社長貸付がある」倒産
この場合、概ねこういうことがわかります。
・帳面上だけ手元に現金があるということは、実際にはその現金がどこかに流れている(多分私生活)
・社長貸付があるということは、社長が役員報酬以上の私生活を送っていた
・つまり、社長の贅沢が原因で潰れた可能性が高い
決算上「手元現金が多い」というのは、経費にできない支出(個人的な飲み食いや遊興費)が多いことを意味します。
平たく言えば、会社が傾いた最大の原因は「社長の使い込み」です。
もちろん、業況が良い時期には多少の使い込みでは会社が傾くようなことはなかったのでしょう。
しかし、儲けている以上に私生活でお金を使い続けていれば・・・どうなるかは明白です。
というわけで、決算書にはそれなりの確度で「社長さんの性格」が出てくるのですね。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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