おはようございます、今日はニットの日です。
毛糸のチクチク感が少々苦手だったりします。
設備投資と周辺事情についてお話をしています。
早期経営改善計画という制度の位置付けについて、経営改善計画との比較を通じて学びます。
まず、企業にはライフサイクルと呼ばれるものがあります。
・起業(スタート時。この時点でつまづいてしまう企業も少なくない。)
・成長(スタート後の荒波を乗り越え、成長する時期。事業規模が拡大し、人やお金も増えていく。)
・成熟から停滞(ある程度成長した状態。安定してくるが、逆に成長が止まってしまう時期でもある。)
・衰退(停滞が長く続くと、衰退が始まる。同じ仕事を続けられる時期が永続的であることはない。)
・事業停止(事業が維持できないくらい縮小してしまい、身動きが取れなくなる。いわゆる倒産。)
分け方は色々とありますが、概ねこんな感じです。
以前からあった「経営改善計画」については、この中でいうと衰退期において設定されることが多いです。
以前は立派な会社だった。
しかし、その後の市場変化についていけず、事業規模が縮小し始めている。
関係者(社員や取引先)もあることから、簡単に潰すわけにもいかないので、なんとかしたい。
このような状況下にあって、関係各位に「協力して下さい」という意味で作成されるのが経営改善計画でした。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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