おはようございます、今日はミステリー記念日です。
やっぱり面白いですね。
事業承継についてお話をしています。
自社株式を移転させる手段として、相続の特徴を確認しています。
税率はそれなりの高さですが、贈与税に比較してかなり低いことを確認しました。
次の特徴は人数です。
相続税ですが、簡単に言うと「遺産をもらう候補者が多いほうが税金が安くなる」という特徴があります。
夫婦のみの状態で夫が死亡するよりも、夫婦と子供が4人いて夫が死亡する方が税金は安くなるのです。
この仕組みで面白いのは、実際に遺産をもらう人数とは関係がない、という点です。
・夫婦のみで夫が死亡して、妻が全ての遺産を取得
・夫婦と子供4人がいて夫が死亡し、やっぱり妻が全ての遺産を取得
この両者で比較すると、同じように妻が遺産をすべて取得しているにも関わらず、後者の方が税金が安くなるのです。
細かい計算の仕組みまでは触れませんが、この「関係者が多いほど税金が安くなる」という特徴は、相続を語る上で大きなポイントとなってきます。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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