おはようございます、今日はアナログ放送終了日です。
アレ、もう6年前か・・・
物流等と新しい技術の流れについてお話をしています。
音楽を通じた自己認識の探求について簡単に触れました。
武術側でも一つの例を取り上げてみます。
型稽古と呼ばれるものがあります。
表面的には「定められた手順に従って身体を操作し、所定の形にまとまっていく」というように思えます。
もちろん、実際にそのような方向性での型稽古もありますし、手順を覚えるまでの間は「まずは動きを覚えましょう」ということも大切です。
ただし、本来の機能はその先にあります。
それは
・定められた型に入っていくことで生じる自分自身の変化を感じること
この姿勢がないと、型稽古は本当にその形を守るだけの作業になってしまいます。
先人は「その型に入り込むことで、自分の身心を上手に感じ取り、実際に使えるような状態や情動を学んでいくこと」を型稽古に込めて、その動きを定めています。
つまり、その視点がなく、単に決まった動きをするような体操のように稽古を積んでしまうと、むしろ自分自身をないがしろにするための悪習へと成り下がってしまいます。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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