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柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月23日更新

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「貿易赤字 過去最大12.7兆円!」

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こんにちは!

さて、先般、財務省が発表した貿易統計速報によれば、2014年の輸出額から輸入額を引いた貿易収支が、

“-12兆7813億円”となり、1979年以降過去最大となったことがわかりました。

 

これで赤字は、4年連続です。

輸出額は、前年比4.8%増加し、73兆1052億円と2年連続で増加しました。

一方、輸入額も、同5.7%増の85兆8865億円と過去最大に拡大したため、貿易赤字の拡大となりました。

自動車や液晶デバイスなどの輸出が好調だった反面、それを上回る液化天然ガスや太陽電池などの輸入が伸びたのが主要因といえます。

ただ、昨年末からの原油価格の下落によって、貿易赤字が縮小傾向となったため、1980年来となる

「経常収支」の“赤字転落”だけは、何とか免れたようです。

 

また、今年に入り、さらに原油価格が下落しているため、日本経済、貿易収支の面では、“プラス要因”ということがいえるでしょう。

とはいえ、日本の貿易構造、収支構造が大きく変化したわけではないため、「円安」を背景とした海外から入ってくる旅行者数などを増加させ、観光産業をはじめとするインバウンド需要を伸ばすと共に、経常収支の黒字化に貢献している外貨による収入(所得収支)の確保が必要なことに変わりはありません。

 

「円安」、「原油安」のこの好機を逃さないために、ここは“オールジャパン”で取り組んでいくしかありません。

是非、私たちそれぞれの役割の中で、頑張っていきましょう!

 

それでは、今週も、穏やかな週末をお迎えください。

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