対象:新築工事・施工
回答:5件
車椅子の動線と世代間の分離
はじめまして
平屋建てに3世代のご家族がお住まいになり、車椅子使用のかたがおられるということで、ゾーニングがより重要になりますね。
設計者のかたは廊下を介する動線を省いたお考えだと思いますが、てる吉様のお住まいの場合、
1、生活時間帯がずれるお子様とお母様の部屋の配置を考慮する
2、障がいの内容が分かりませんが、車椅子使用のかたのトイレ使用時間は長いので、出来れば2箇所設けたい
3、ADLにおいて寝室とリビングが離れて廊下を通る場合は、家全体をメーターモジュールで考えてみる
4.奥様が将来的に外部の介護サービスなど利用される場合は、外部の人が入れないゾーンをしっかり分けておく
5.車椅子で移動する避難経路を玄関以外にも一つ設けておく
などチェックポイントはいろいろ出てまいります。
また、奥様が今後お付き合いされるケアマネさんやOT/PTさんのご意見も反映されると良いかと思われます。
洗面所とテラスを繋げるということで、テラスを中心にお風呂も繋げたりと色々工夫できそうでうすね。
既に設計者様がお決まりだと思いますので、あまり外部の意見ばかり流用するとご本人のお仕事の尊厳にも関わると思いますが、初めてのバリアフリー住宅建築で分からないことも多いかとお察しいたします。
ご参考になれば幸いです
やすらぎ介護福祉設計 斉藤
回答専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
齋藤 進一が提供する商品・サービス
バリアフリー住宅(新築・リフォーム/リノベーション)のご相談
終の棲家としての「介護福祉住宅・障がい者住宅・車椅子住宅・高齢者住宅」の考え方をアドバイス致します。
栗原 守
建築家
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リビング直結の洗面所お風呂はやめた方がいいと思います。
東京都世田谷区の光設計の栗原守です。
お子様が女の子さんお二人であることも考えるとリビング直結の
洗面所とお風呂はやめた方がいいと思います。
まだ仮の平面図のようですので、担当の方に車いすで洗面所から
テラスに出られて、かつリビングと直結ではないようにプランを
計画をしなおしてもらうのがいいのではと思います。
評価・お礼
てる吉さん
2014/09/05 12:58回答ありがとうございます。
やはりリビング直結は年頃には、きついですよね
違う方法をお願いしてみます。
ありがとうございました
島崎 義治
建築家
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オープンなサニタリールーム
最近はシティホテルでも洗面スペースをオープンにし明るいフロアと一体化し、バスルームとWCはガラスで仕切りられているというような居住性豊かなものも見られるようになりました。
洗面所からテラスへ出れる、リビングから洗面所を通してテラスの光や緑が見える。なんて素晴らしい空間でしょうか。
これまでのようなプライベートな閉じた空間ではなく、パブリックな空間と考え、設計をすればよいと思います。すなわちリビングをつくるように洗面所をつくるのです。バスルームも同じです。
居住性が高まり、快適性が増すことでしょう。理想の住まいと言えると思います。
リビングからの視線を考え、視線がむしろ通るようにする。しかしながら、脱衣の場合には閉じれるようにしておく。居住性を妨げない素敵なカーテンなどでカバーされてはいかがでしょうか。
これからはお母様も高齢になっていかれるので将来的には必要なことですし、お嬢様たちも素敵な空間で表現力を育まれることでしょう。
大変いい方向だと思います。ただ、単に洗面室の扉を引き戸にしてリビングに向ければよいというものではなく、一般的な住宅にはほとんどないと言えますので実現にはかなりのデザイン能力が必要と思われます。
プランが全く想像できませんのでこの程度のご提案となりますが、お分かりにならない場合はご遠慮なくご質問ください。
島崎義治/島崎義治建築設計事務所
2012/13グッドデザイン賞受賞
評価・お礼
てる吉さん
2014/09/05 13:25回答ありがとうございます。
考え方一つでオープンな空間に、
問題はデザイン性ですね
上村 美智夫
建築家
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車椅子生活における住宅間取りの工夫
はじめまして、PAO建築設計の上村です。
リビングから直接洗面所(脱衣室等)ですと、ドアを開けた時に中の様子が見えてしまいますし、入浴の際の出入りの時に、着替え等を準備しての様子が常にリビングから見えてしまいますので、お互いに不都合に感じることが多いのではないでしょうか。
リビングと洗面所の間にもうワンクッション、例えば廊下などを介している方が良いと思われます。
高齢者対応を例にして、車椅子生活を想定した、ウッドデッキのテラスがある住宅の参考プランを私のHPで紹介していますので、宜しければ参考にして下さい。
中庭空間の活用について(PAO建築設計ホームページ)
http://www2.gol.com/users/paoarchi/nakaniwa.html
以上、少しでも参考になれば幸いです。
個別に直接聞いてみたいことがあれば、「この専門家に相談する」ボタンをクリックして、お尋ねください。相談は無料です。
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上村 美智夫 / Michio Kamimura
PAO建築設計
http://www2.gol.com/users/paoarchi/ E-mail paoarchi@gol.com
木下 泰徳
アップライフデザイナー
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リビング直結もありと思います。
初めまして。アップライフデザインの木下と思います。
車椅子の奥様、お母様とも同居という家族構成を考慮しますと、私はリビング直結の洗面所・浴室もありなのではないかと思います。
新築の計画だと思いますので、断熱計画も十分なされているとは思いますが、冬場に、廊下・浴室とリビングとの温度差が大きいとヒートショックを起こす危険性があります。また万一浴室で事故が起きた場合のことを考えますとリビング直結には意味があるように思うのです。
プライバシー確保は、袖壁、腰壁、家具等によって視線を遮断することが考えられるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
よろしくご検討ください。
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