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対象:住宅資金・住宅ローン

社宅のままか、マイホーム購入か

マネー 住宅資金・住宅ローン 2014/02/10 00:47

社宅かマイホームの購入かで悩んでおりますので、質問をさせて下さい。

家族構成:夫36歳(年収550万)、妻33歳(専業主婦)、長男2歳、できるだけ早くもう一人の妊娠を希望。

私は地方の政令都市で働いており、社宅暮らしです。(家賃は3万円、駐車場込み)
結婚当初から、妻のマイホーム志向が強く、最近では「子供の教育のため、遅くとも子供が小学校に入る前までに、校区が良い場所でマイホームを購入したい。しかも、今は金利が安くてお得だし、今後は増税、そして建材価格も上がるので、不動産はどんどん高くなって買えなくなるよ。」と言われています。

校区が良い所は地価が高く、戸建は無理であり、安くても新築マンションで3500万以上はします。貯金は1100万円ほどあるので、頭金は700万円くらいは用意できそうですが、今でもカツカツの生活を送っているのに、マンションを購入したら、毎月の管理費・修繕積立・駐車場、毎年の固定資産税、住宅ローン金利など不安です。
一方、校区はそこそこの所で戸建を買う場合は、安くても4000万程度はするので、マンションより住宅ローン額が増えるのが不安です。(管理費や駐車場代がないのは魅力ですが)

私の会社は不景気で、40代半ばで700万円、50歳で800万円、60歳でよくて1000万円位と思います。
これを妻に説明したら、「(将来生まれる)下の子が2歳になる前には自分も働くから、2人で頑張ろう。」と言われます。
ただ、現在の雇用情勢では、30代後半の女性の正社員としての復帰は厳しいのではないかと不安に思います。(妻は中堅私大卒)

また、妻は基本的にキレイな物件に住みたいらしく、原則として新築、最低でも築5年以内の中古を希望しています。

私はできるだけ長く社宅に暮らし、それまでに貯めたお金で、なるべくローンを少なくして購入するのが経済的に一番と考えています。また、県内転勤が数年おきにあるため、マイホームから通えない場所に転勤する恐れもあります。

しかし、妻の言うように、今はフラット35の金利が過去最低で、今後インフレが進む可能性は高いと思いますので、消費税が10%になる前に購入するのもアリなのかなと思っています。
また、今の社宅の校区は、良い校区ではないため、この点は妻の意見に同意です。

最近は毎日、この事ばかり考え、仕事も手につきません。
アドバイスを頂けたら幸いです。

ロペスさん ( 福岡県 / 男性 / 36歳 )

回答:3件

森本 直人 専門家

森本 直人
ファイナンシャルプランナー

- good

考え方のヒントです

2014/02/10 19:33 詳細リンク
(5.0)

ロペス様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。

ご質問の件、たいへんお悩みのようなので、考え方のヒントとして、回答させていただきます。

まず第一に、マイホームの購入は、お金の損得だけで決めない方がよいと思います。

「今は金利が安くてお得だ、今後は増税、そして建材価格も上がる」
などの話もありますが、実際に増税やインフレが起これば、日用生活品も値上がりするはずです。

そうなれば、住宅ローンが生活の重しになるかもしれません。

一方、ご家族にとって、本当に必要なものであれば、どうしたら上手くいくかを考えた方がよいです。

この機会に、ご家族にとって、何が一番大切なことなのか(お子さんの教育なのか、キレイな物件に住むことなのか、それとも、経済的な余裕をもって、家族で仲良く暮らすことなのか・・・)を真剣に考えてみてください。

その上で、マイホームが本当に必要だと思えば、仮に、苦しい局面が来ても、節約や奥さんが働くなどで、何とか乗り越えようという元気が湧いてくるものです。

それから、「マンションは、毎月の管理費・修繕積立・駐車場などの負担が不安」
「できるだけ長く社宅に暮らし、それまでに貯めたお金で、なるべくローンを少なくして購入するのが経済的に一番」
「マイホームから通えない場所に転勤する恐れ」
などは、的確な分析であると思います。

あとは、上記の分析を含め、いくつかのシナリオプランを立て、具体的な数字に落とし込んでみると良いです。

エクセルなどで人生の資金繰り表(FP的には、「キャッシュフロー表」といいます)を作成し、比較検討すると、より納得できるかもしれません。

作成にあたっては、インフレ率、増税率を加味すること、金融資産の運用利回りも考慮することなどが、ポイントです。

以上、ご参考になれば、幸いです。

FP
住宅
教育
暮らし
ローン

評価・お礼

ロペスさん

2014/02/11 16:28

ご回答ありがとうございます。建材価格がインフレになれば、食料品などもインフレになるかもしれませんね。基本的な視点が抜けていました。そうなった場合、ローン返済が重しにならないか、もう1度具体的な数値として考えていきたいと思います。ありがとうございました。

森本 直人

2014/02/12 18:50

ロペス様、評価・コメントありがとうございます。

マイホームを買うにせよ、買わないにせよ、どこかに納得できる落としどころがあると思いますので、ぜひご夫婦で、具体的な数値で検討してみてください。

「キャッシュフロー表」で検索すると、いろいろとサンプルが出てきます。

回答専門家

森本 直人
森本 直人
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渡辺 行雄 専門家

渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー

10 good

社宅かマイホーム購入かについて

2014/02/11 10:51 詳細リンク
(5.0)

ロペスさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。

『社宅かマイホーム購入かで悩んでいますので、質問をさせてください。』
につきまして、

ロペスさんの場合、現在は社宅に住んでいますので、
現在の住居費用は月額3万円となります。

尚、例えば物件価格4000万円、頭金700万円、
残断金をローン金利1.79%・35年返済でフラット35を利用した場合、
毎月の返済額は、105,800円ほどとなります。
これに毎月の管理費なども加わると、
毎月の住居費用は13万円ほどになると思われます。

現在の住居費用は月額3万円ですから、
10万円ほどの負担増となりますので、
もし、住宅ローンを組んで住宅を購入するのでしたら、
今まで以上にしっかりと家計を管理していく必要があります。

よって、現在の家計収支の状況を正確に把握したうえで、
家計支出にムダな支出がないか、
さらに、現在の収入や家計を考慮したうえで、
毎月幾らくらいまでならば住宅ローンの返済に充てることができるのかを、
把握したうえで、住宅ローンを組んで住宅を購入購入するかどうかを決定してください。

尚、これはあくまでもひとつの目安となりますが、
住宅ローンを組んで住宅を購入する場合、
家計を圧迫することなく無理なく返済していける水準として、
手取り月収金額の28%ほどに収まるようにします。

また、住宅ローンを組む場合、
現在の家計収支の状況のみならず、
将来の家計収支も分かる範囲で構いませんので、
ある程度予想したうえで、
無理のない返済プランをたてていくことが重要となります。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/

マイホーム
社宅
住宅ローン
フラット35

評価・お礼

ロペスさん

2014/02/11 16:33

ご回答ありがとうございました。将来的には資産になるとはいえ、現在と比べて月10万円の支出増は相当きついです。「手取り月収金額の28%ほど」というのは大変参考になりました。私の場合、8万円くらいですので、これくらいならば普通に返済できそうです。でも、13万円になるときついです・・・。将来、妻が実際に働き始めた場合を想定するなどして、現実的な返済プランとなるか検討してみたいと思います。

渡辺 行雄

2014/02/11 17:26

ロペスさんへ

お返事いただきありがとうございます。
また、多少なりともお役に立てて、何よりでした。

これからもマネーに関することで、
分からないことがありましたら、ご相談ください。

リアルビジョン 渡辺行雄

回答専門家

渡辺 行雄
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株式会社リアルビジョン 代表
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久保 逸郎

久保 逸郎
ファイナンシャルプランナー

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焦る必要はないと思います

2014/02/13 14:48 詳細リンク
(5.0)

ロペス様

はじめまして。

福岡市天神を拠点に活動しておりますファイナンシャルプランナーの久保逸郎です。
今回のご質問に対して回答させていただきます。

住宅購入をご検討されているということですが、消費税増税に対しては増税後の税負担増を補うために「すまい給付金」の制度などが設けられています。

また、消費税増税前の駆け込み需要があるということで、かなり強気の物件価格が設定されているケースが見られます。
過去を見てもこのような需要が大きいタイミングよりも、どちらかといえば需要の低迷した住宅在庫の多いタイミングのほうが価格が安く、結果的に買い時だったということが多いです。
直近でいえばリーマン・ショック後の2009年あたりがそうでした。

それと考えていただきたいのは消費税増税によって、今後さまざまな生活コストが上がっていくということです。
社会保険料負担も年々大きくなっていきます。
消費税増税前に住宅購入すれば目先の税負担は少なくてすみますが、これらの負担はこれからずっと続くものです。
「今でもカツカツ」という表現をされていますが、そこで無理をして適正以上に住宅に予算をかけてしまうと、今後の教育資金や老後資金に支障をきたしてしまうことも考えられます。

私のお客様ですが、二人目の子供を計画していたところ双子の子供ができてしまって部屋数が足らなくなり、購入したマンションを手放して郊外の戸建て住宅に住み替えたケースがありました。
二人目のお子さんのことなど、家族構成がしっかりと固まってから住宅購入されてもいいと思います。

これも大切なことですが、ぜひ事前にきちんとしたライフプランを作成して、今後の収支予想や教育資金や老後資金などを確認して、多角的な視点で住宅にかける予算を考えてから動かれてみてはどうでしょうか?
住宅というのは立地や物件など予算をかけたほうがいい条件のものが手に入るので、ついつい背伸びをしたくなるものなのですが、できれば無理のない計画を立てられることをお勧めしたいと思います。

ライフプランや住宅ローンのことなど、何かありましたらお気軽にご相談してみてください。

FPオフィス クライアントサイド
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久保 逸郎

FP
福岡市
ファイナンシャルプランナー
住宅
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評価・お礼

ロペスさん

2014/02/14 00:09

ご回答ありがとうございました。
おっしゃる通り、値段が上がるのは住宅価格だけでなく、さまざまな生活コストが上がる可能性がありますね。長きにわたるデフレ経済に慣れておりましたので、そのような視点が欠落しておりました。
自分の返済能力に対し完全な自信が持てない状況ですので、低金利や増税という言葉に惑わされず、冷静に判断をしていきたいと思います。

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