オー・ボン・ヴュー・タンのガトー・ピレネー - 料理教室 - 専門家プロファイル

塚本 有紀
フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
大阪府
料理講師

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閲覧数順 2024年04月19日更新

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オー・ボン・ヴュー・タンのガトー・ピレネー

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オー・ボン・ヴュー・タンのガトー・ピレネー

お裾分けに頂きました。
長い間、食べてみたいと思い続けていたお菓子です。
もう20年近くも前、河田シェフの本「フランス伝統菓子(中央公論社)1993年刊行」にそのレシピと作り方が載っていて、何度も何度も夢見心地で眺めたものでした。

バウムクーヘンと同じような作り方で、火にかざした串に生地を回しかけながら焼くとあります。
先日ロデヴに行ったときも見かけましたが、ピレネー地方(フランスとスペインの国境あたり)の地方菓子です。

ぱっと見るとまるでドイツのバウムクーヘンのようですが、食べてみると、全然違う味わい!
オレンジが心地よく香ります。

日本で思うバウムクーヘンのふんわりしっとりのお菓子ではまったくありません。少しがっしりめ。
ぱさっとしているようで、食べすすめるにつれしっとりした食感です(レシピを見ると、卵黄がかなり多いめの配合。黄色っぽいのもやはり卵黄由来のよう)。
素朴ながら、少し食べるとまた次の一切れに手をのばしたくなります。
とても味わい深いお菓子でした。20年振りの願いが叶ったような、うれしい気持ちです。






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