- 鶴田 育子
- 全米認定カウンセラー
- 心理カウンセラー
対象:ビジネススキル
- 吉武 利恵
- (人の印象の専門家)
- 牛山 恭範
- (ビジネススキル講師)
イマジネーションは、私達人間に備わっているすばらしい能力の一つです。
イマジネーションを使うと、より深いリラックス感が得られるだけでなく、閃きがよくなる、実力を発揮できるようになる、頭ではわかっているのに、いざとなるとできなかったことが、努力の感覚なく、自然にできるようになるといったプラスアルファーのメリットがあります。
妄想は、体に悪いですが、達成目標を決めて意図的に使うイマジネーションは、すばらしいストレスマネジメントのツールになります。
では、さっそく、イマジネーションを使ったときと、使わないときでは、どのような違いがあるのか、体験してみましょう。
思い切り、息を吐いてみましょう。
どうですか。
息を吐くと、副交感神経が優位になり、筋肉が、自動的に弛緩して、気持ちが楽になります。
試験や試合の直前、緊急事態に直面した直後等、速攻でリラックスしたいときには、とても役に立つ方法です。
こんどは、イマジネーションを使って、呼吸してみましょう。
息を吐くと、体の中のいらなくなったものが全部流れ出していく。
息を吸うと、新鮮な酸素が肺を満たし、全身60兆の細胞が若返る。
そんな風に思いながら、ゆっくりと呼吸を続けていきましょう。
鼻から息を吸って、二倍の時間をかけて、鼻から吐いていきます。
息を吐ききると、自然に、鼻から息が入ってきます。
おへそを囲むように両手のひらをおなかの上において、手のひらの下に風船がある。そんな風に思い浮かべてみましょう。
今日のあなたの風船の色は、何色でしょうか。
息を吐くと、両手のひらの下のあなたの風船が、スーとしぼんでいき、息を吐ききると、風船が、自動的に、フワーと膨らんでいきます。
一呼吸するごとに、ゆったりと、穏やかな気持ちになっていきます。
いかがですか。
イマジネーションを使うと、息を吐いただけのときより、ゆったりとした気分になるのではないでしょうか。
イマジネーションを使って、ていねいに呼吸していると、視覚や聴覚、嗅覚を司る後頭部の血流がよくなるので、イマジネーションは苦手という方でも、楽に、変化を体験することができます。
変化は、ビジョンが浮かぶだけとは限りません。
視覚、聴覚、触覚など、どの感覚機能を優先的に使って情報を収集しているかによって、感じ方が、違います。
聴覚タイプの人は、ビジョンは浮かばないけれど、なんとなく何かが聞こえたり、触覚タイプの人は、温かく、心地よい感じがしたりします。
自分が、どの感覚機能を優先的に使っているかは、たとえば、夕ご飯を思い出すと、予測がつきます。
夕ご飯といわれて、食卓に並んだ料理の数々が、浮かんでくれば視覚タイプ、おいしそうなにおいが蘇ってくれば嗅覚優先、手に取ったふかふかのパンの感触が思い出されるのであれば、体感タイプ、食事中の会話や食器がふれあう音が蘇る場合は、聴覚優先の可能性が高いといえるでしょう。
健康を害するストレス反応をしっかり理解。
考え方の癖を認識、建設的な行動がとれるようになる認知行動療法の技法を習得して、ストレスを緩和。
記憶のメカニズムを踏まえ、わかっているのに、どうしてもうまくできないことを、努力の感覚なしに、できるようにしていく方法を学習。
実用的なエピソードや実習を織り交ぜ、楽しく学べるストレスマネジメント動画講座をご提供しています。
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