- 鶴田 育子
- 全米認定カウンセラー
- 心理カウンセラー
対象:ビジネススキル
最近、ストレスがたまっていると思いますか?
ここ一ヶ月を振り返って、
1)問題に直面し、お手上げと感じることがあった。
2)ストレスが溜まって緊張していると感じた。
3)大変なことが積み重なり、乗り越えられないと感じた。
という経験がありましたか。
0が、まったくなかった、1が、ほとんどなかった、2が、ときどきあった、
3が、かなりあった、4が、頻繁にあったとして、合計点を出してみてください。
ストレスがたまっているというとき、何がどうなっているから、そう感じるのでしょうか。
肩が凝る、目が疲れる。イライラする。物忘れがひどい。やる気が出ない。ついつい甘いものに手がでる、食欲がなくなったなどなど。
こころあたりがあるのではないでしょうか。
ストレスというのは、体にあらわれる症状、身体反応のことをさします。
その身体反応を引き起こす外的刺激のことをストレッサーといいます。
仕事の締め切りがまじかで焦る、大きな試験が目の前で不安になる、人間関係がぎくしゃくして、イライラするという場合は、焦ったり、不安になったり、イライラしたりするのがストレスで、仕事の締め切り、目前に迫る大きな試験、人間関係が、ストレッサーです。
ストレッサーには、仕事上の問題や過労、人間関係の不和などの心理的なものの他に、暑い、寒いといった物理的なもの、炎症、感染、カビ等の生物的なもの、過労、睡眠不足、栄養不足などの生理的なものがあります。
ストレスとストレッサー。
言葉をきちんと定義しておくと、漠然としていた状況を整理しやすくなります。
たとえば、「最近ストレスが溜まっている」という場合。
それが、締め切りの迫った仕事が山積みになっているというストレッサーについていっているのか、体調が悪いというストレス反応についていっているかにより、対策の立て方が、ちがってきます。
仕事が山積みになっているのであれば、仕事の優先順位をつける、仕事を分担してくれる人を捜すという対策が適当ですし、体調が悪いというストレス反応についていっているのであれば、休息をとる、気分転換をする、医者にいくといった対策が必要になります。
状況がきちんと把握できれば、問題解決も、楽にできるようになります。
健康を害するストレス反応をしっかり理解。
考え方の癖を認識、建設的な行動がとれるようになる認知行動療法の技法を習得して、ストレスを緩和。
記憶のメカニズムを踏まえ、わかっているのに、どうしてもうまくできないことを、努力の感覚なしに、できるようにしていく方法を学習。
実用的なエピソードや実習を織り交ぜ、楽しく学べるストレスマネジメント動画講座をご提供しています。
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