フランチャイズでの起業のポイント（３）能力を見極めろ！

こんにちは。

将来型会計事務所ＬＢＡの岸井幸生です。

フランチャイズステーション認定のフランチャイズアドバイザーをしています。

フランチャイズでの起業のポイント3回目は「能力を見極めろ！」です。

フランチャイズは「すでに出来上がった仕組み」をコピーして加盟店が運営していくものです。

したがって、本部のやり方を忠実にコピーすれば、基本的には失敗は少ないはずです。

しかし、世の中のフランチャイズ加盟店は失敗が多いのも事実。

たくさんある失敗要因のうち半分は、本部の能力の問題です。

忠実にコピーすべきと前述しましたが、これがうまくできないケースです。

「おれの背中を見て学べ！」というとプロフェッショナルな感じですが、フランチャイズはそれではいけません。

マニュアルや指導員による懇切丁寧なコピー化がなければ、少なくとも本部と同じパフォーマンスは得られません。

見極めるべき能力は、しっかりとしたマニュアルがあるかどうか、しっかりとした指導員（スーパーバイザー）が担当してくれるかどうかという点になります。

もうひとつ見極めたいことは、本部の財政状態です。言うまでもなく、加盟店はビジネスのほとんどを本部に依存しています。本部がなければ成り立たないのです。

加盟店となり順調に売上が上がっていたのに、突然本部が倒産してしまうなんてこともよくある話です。

本部は別の事業をしていることも多く、そちらで失敗すればフランチャイズが成功していても潰れるときは潰れます。

見極めるべき能力は、本部の財政状態が強固なものであるかどうか、他の事業で不安なものがないかどうかという点です。

これらの能力、特に財政がどうなのかは会計の専門家でないとなかなか難しいかもしれません。

会計の専門家ではない他のフランチャイズアドバイザーからも相談を受けるくらいです。

ちょっと見て欲しいという方はお気軽にお問い合わせくださいね。