（あの銀だこの誕生秘話、必見！）

＝　あの銀だこの誕生秘話、必見！　＝　

（中川強のフランチャイズ起業相談）

今でこそ海外展開も活発で、売上200億円に迫る超優良企業に成長した『築地銀だこ』ですが、創業時の1980年代は大変な苦労があったようです。商売の苦労はいたってシンプルで、いつも同じです。そう、売れなかったのです。たこ焼きに始まり、焼きそばやお好み焼きなど、いわゆる「粉もん」と云われる商品を種々雑多に取り揃え販売していたそうですが、ことごとく売れなかったそうです。佐瀬社長に聞いたお話で今も印象に残っているのは、「待っていても売れなかったら、こちら側から売る工夫をするしかない！」ということで、観光地に出向いた販売にトライしたお話です。それは観光地に来る観光客に焼きそばやたこ焼きを販売するという作戦ですが、観光地には当然常設の食べ物屋さんや商店が存在します。そういったところでいきなり出店や販売もできないので、ターゲットを観光バスだけに限定し、それこそゲリラ的販売を実施したそうです。しかし止まっているバスも、商品を詰めたりおつりの計算をしているときに動き出し、バスを追いかけて走ったこともあったそうです。すごいお話です。このような大変な経験を経て、本当においしい、この一品を売らなくては駄目だと気づき、その後たこ焼きだけの販売に特化したと聞いています。

あれから十数年・・・銀だこは被災地の希望の星となって輝くことでしょう！

アスタ ルエゴ！！