前回からの続き、廃業について。
税理士がついていることのメリットについて少しだけ紹介しました。
ただ、実はこういったメリットが最後まで発揮されないケースがままあります。
理由がいくつかあって
・商売の調子が悪くなってくると同時に帳面が預かれなくなってくる
・税理士と仲が悪い
まず一番目について少し考えてみます。
これ、不思議なのですがよくあることです。
それまで毎月、あるいは数ヶ月に一度必ず資料を預かれていた方が、
ある日から突然連絡が取りづらい、あるいは資料が預かれない状態に
なっていきます。
そうなってしまえば、経理処理は滞ります。
試算表も出力されず、会社の現状を数字から把握することはできません。
結果税金対策も無理だし、資金繰りの問題点も把握できなくなります。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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