- 前野 稔
- MC PLUS 代表
- 大阪府
- ファイナンシャルプランナー
対象:住宅資金・住宅ローン
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
住宅ローンの審査項目の一つに、返済負担率があります。
返済負担率は、年間返済額 ÷ 年収 × 100%で算出されます。
金融機関や年収によって基準は異なりますが、返済負担率の上限は
25% ~ 40%となり、借入金額の限度が決まってきます。
例えば、3000万円の住宅ローンを35年返済で借入する場合、
変動金利(0.975%)ならば、毎月返済額 84,337円、年間返済額 1,012,044円となります。
この場合、年収500万円の方であれば、返済負担率は20.2%となります。
しかし、ほとんどの金融機関では、返済負担率を計算するときの金利は、
実際の実行金利ではなく金融機関ごとに決めれらた審査用の金利があり、
3%から4%で設定していることがあります。
つまり、先ほどの例の場合であれば、返済負担率は30%超であるとみなされる
ケースもあるということになります。
また、住宅ローン以外のローン(車やキャッシング等)の返済があれば、
この分の返済額も加算して、返済負担率をチェックされます。
金融機関に住宅ローンの相談をする前には、こういったポイントを
事前に確認するようにしましょう。
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