- 別所 諒
- ビジョン・コンサルティング 別所諒 主宰
- 東京都
- マーケティングプランナー
対象:営業
- 水内 終一也
- (経営コンサルタント)
- 本森 幸次
- (ファイナンシャルプランナー)
あんまりよく知らない知人から結婚式の2次会の招待状が届いて、会費は1万円とある。しかも給料日前。となると、知っている人は少ないし、料理は1万円の価値がないことが予想されるし、バクバク食べるわけにもいかないので、もとは取れないなと考えたりする。
さて、どうする?
適当な理由をつけて断るか?
基本的にそれでいいと思うのだが、相手の側に立って考えてみよう。あんまり知らない人が2次会に来てくれて、「おめでとう!」と言ってくれたら喜ぶのではないか。それとも、人数が少ない2次会はカッコ悪いので、頭数にしか考えていないのか。
さて、出席するか?
ということで、だいたいが人の行動パターンというのは決まっていて、知らない人の中でもスター性を発揮できる人は行くだろうし、大人しい人は遠慮する傾向がある。しかも、大人しい人は性格がいいので、何も悪くないのに、欠席することに罪悪感を感じたりして・・・。
おめでたいはずの結婚式は気の重い行事になる。
「ああ、神様、どうして私をこんな性格にしたのですか!」とわが身を顧みたかもしれないが、ここで人生を楽しむ方法がある。
出席するなら、相手の幸せを祈りつつ、自分も楽しめばいい。素敵な男性と出会いたいなら、さりげなく声をかける方法を考えておく(この手の本はたくさんあるし、アイデアマンの友人に聞いてもいい)。欠席するなら、「相手がハッピーになる欠席のお知らせ」を送ってみる。
ということで、これまでの人生で自分なら絶対にやらないと思うようなことをやってみる。
これこそ、人生を変える極意なり。
ちなみに、行動パターンを変えることを、面白法人カヤックの柳澤氏流にいえば「神様にフェイントをかける」となる(語源は脚本家の小山薫堂氏らしい)。
最近気に入っている言葉である。
「神様にフェイントをかける」
何だか、楽しい感じがするのだが、あなたはどうお感じだろうか?
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