- 星 寿美
- プラウドフォスター株式会社 代表取締役
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:新規事業・事業拡大
- 下村 豊
- (経営コンサルタント)
【最強ビジネスモデル】 2012.07.31 No.0428
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ディベートに興味を持ったのは数年前。
人によって様々なイメージを持つディベート。
私は、
「自分の意見を論理的に説明し、
相手の意見も論理的に聴く事が出来る
素晴らしい手法だ」
というイメージだった。
それが、日本でディベートというと
相手を言い負かすものだとか、説得するもの
というようなイメージで解釈されている
ということに、会話のなかで、
また、様々な本から知り驚いた。
それで、一般的に思われているイメージと
自分のイメージが一致しなかったので
誤解されてしまう事が多かったため
「ディベートがいいと思っている」ということを
発信していなかった。
しかし最近、
ディベートとは、どういうものであるかという事、
意味やメリットなどについて、大変分かり易く
説明が書かれている本と出会った。
ザ・ディベート
自己責任時代の思考・表現技術
茂木 秀昭(著)
筑摩書房(2001/04)
ディベートとは
・様々な観点から物事を捉える。
・主張を客観的且つ論理的に伝える事が出来る。
・相手の主張をしっかりと聴ける。
・感情論ではなく、本質を感じることができる。
などの訓練になると私は感じている。
それは、私自身がいつでも言葉の限界を感じ
感じている事の数%も言葉に出来ないもどかしさを
子どもの頃から感じていたからこその実感だ。
もちろん、言葉の限界があり
深いことを全て論理的に説明できるか
というと、それは難しい。
けれども少なくとも
たった一面だけを見て、判断したり
耳障りのいい言葉に巻かれたりすることは
避けられる。
だから、今の日本にとても必要な技術だと
私は心から感じている。
ディベート、という舞台
(イベント・機会など表現は何でも良いが)
そのものではなく、その考え方や手法が、
問題解決や取捨選択、そして本当に分かり合うための
コミュニケーションなどに、とても有効だと私は思う。
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■今日のまとめ
・ディベートは表現のための技術。
・様々な観点から物事を捉える。
・主張を客観的且つ論理的に伝える事が出来る。
・相手の主張をしっかりと聴ける。
・感情論ではなく、本質を感じることができる。
などの訓練になる。
・今の日本にはとても必要な技術だと私は感じている。
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