【最幸ビジネスモデル】ただのヒガミでした(観念)。 - 新規事業・事業拡大全般 - 専門家プロファイル

星 寿美
プラウドフォスター株式会社 代表取締役
東京都
経営コンサルタント
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【最幸ビジネスモデル】ただのヒガミでした(観念)。

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 【最幸ビジネスモデル】  2013.11.20 No.0744
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ひっかかりについて二つ例を挙げる。

ひとつは、
5年程前に出場したイベントで
それに出場する参加者の事を

「一度は頭が真っ白になる。」
「大きな壁がやってくる」
「それでも、それを乗り越えていく。」

などと、その主催者が発信することで、
まるで、青春ごっこをしている気分になり
私一人が、その感覚になれなかった経験がある。

その中では、
100人以上の人間達が
その感情で動いているので
それ以外の感情を持ってその場にいるのが苦しい。

苦しければ、別に
いる必要がないから離れればいいのに
自分にとって、
きっと学ぶべき事があるのだと思って、
居続けたり知ろうとしたりしていた。

そこにいる人たちは
誰もが間違いなく「いい人」だった事も
苦しく感じていた要因のひとつ。

これほどまでに「いい人」たちだから
きっと私のほうに落ち度があるのだろう・・・と。

その時の私の心の中は、

 そもそも、
 そのイベントに出るために数万円を払い
 その時間を費やしている。
 それだけで、
 ここには、もうすでに
 余裕があり豊かな人が集まっている。
 ここで、何があったって誰も死にゃあしない。

 それで、
 大きな壁だの、崖っぷちだの何なのさ?
 しかも、いい大人の男が
 「大好き」だの「愛」だの言って
 盛り上がったりハグしたりが疲れるし、
 (やるなら、普段、他の場所でもやってよねー)

 なんか片側だけしか見ていない
 死角が多いような感覚が嫌ぁ。 

と感じていたのだ(感じわるー・爆)

しかも、その頃は、
このように言語化できず、
ただ、感じていただけだけ。

確かに今でも
たった一つの価値観(一人が言う事)
だけを良しとして、
集団化しているところには
行こうとは思わない。

だれでも自分の居場所は
自分で選択できる。

そこが居心地が良ければ行けばいいし
悪ければ行かなくていい。
その感覚は人それぞれ、全部正解。

その時に感じていた
ひっかかりは、

 時間もお金も余裕があって
 生活も困っていなくて
 気が合う友達もたくさんいて
 それで、
 壁だの苦しみだの、
 なんなの?
 「愛」だの「本気」だの
 それが足りてない人たちが心を埋めようとして
 その言葉を使って慰め合っているんじゃないの?
 
というひっかかり。

これらが、
私の中のただの「ヒガミ」でしたー、
と観念して、
何もひっかからない状態になった
キッカケが、二つ目の例。

昨日の記事で紹介した
大好きな友達、押野満里子さんと
電話で話している時に
満里子さんの娘さんのエピソードを聞いた。

そのエピソードは
とても素敵で感動で涙があふれた。

そもそも、私は本来感動する質で
小さなことですぐに感動する感動屋さんである。

で、いつもならば
その感動のあと。

 でも、それは高校に行けて
 温かい家族がいるから、
 そういう体験ができたんじゃん。
 贅沢な事だよ。

という「感じ」がでてくるハズ。

高校に行けない子も多いし
家庭の中が地獄で部活どころじゃない子も
すごく多いんだよ。
という、ひっかかりが出てくるはずが
そのときは何も出て来ない。

私は小学生の頃
養護施設にいた事もあり
16歳の時に警察に追われて
自殺した友達がいたり
家庭の中が殺伐としていたり
まぁ、いろいろあったので
自分や、友達の事を考えると
そもそも大前提が恵まれているんじゃん、
と思ってしまっていたのだ。

そんな気持ちに
いつもは、なるはずなのに、

あれれー?
おかしいなー。
心は愛に包まれたままじゃー。

その時、はっと気付いた。

あー、
私自身も、
私が出会った友達や、関わった人、
みーーーんな、地球に生まれて来て
それぞれが偉大な体験が出来る事。

生きていると言うだけで
もう、
大前提は愛されている、恵まれている、
豊かなことなんだ。

その体験が、
どんなに悲惨だったり悲しい体験だとしても。
いま、生きているというだけで
愛され恵まれていると言う事なんだ!

いままでの、ひっかかりって
ただの、私の
「ひがみ」じゃん!(がーん。恥ずかしい)

私、本当にがんばって来たなぁ。
あんな大変な環境で
ピュアな私のまま頑張ってたんだなー

と気付いた。

どうして、今までのように
ひっかかりがなくなったかと言うと
その電話の前日までの会話の中で、
満里子さんが
私のひっかかりちゃんと対話して
その声を私に伝えてくれて
感じる事ができ、
私とひっかかりちゃんが一つになれたから。

この満里子さんの才能は
本当にすぎょい!

それをご本人が
苦しみの中で、自分自身に
やって来られた中で習得したというから大尊敬!

それで、
イベントの体験や
娘さんのエピソードなどに
今までのひっかかりが全く出て来なくて
その結果、はっと気付いた。

誰もが、ただ
いま、生きているだけで
大前提は愛され、恵まれているのだ
という感覚に。

それが、どんな体験だとしても。
そもそも、体験しに来ているのだから・・・。

この体感は
条件など何も関係なく
いま、この瞬間、
愛に包まれ幸せになれる体感だった。

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■今日のまとめ

 生きていると言うだけで
 愛されている、恵まれている、
 豊かなこと。

 起こっている体験が、
 どんなに悲惨だったり悲しい体験だとしても。
 
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