東商カラコ2級～3～

さ、今回は｢色彩科学の歴史的展開｣です。

これはもう、第一のポイントとなるのはニュートンの光学と、
ゲーテの色彩論です。

それぞれの主張を押さえるのはもちろんですが、まずはニュートンが登場する前
(｢光学｣前)の色彩学というのはどのようなものだったか？を考えます。

古代人たちの具体的な色彩の技術と理論を理解する必要があります。
エンペドクレス、デモクリトス、アリストテレスの理論は光学とどのように
違いますか？大きな違いはなんでしょう？

ま、全然違うんだけど。

こういった古代の理論は、これから学ぶニュートンの説がいかに画期的で、
重要なものだったかを理解するための比較対象としても有効です。

この次に、ニュートンとゲーテの違いを比べてみてください。

｢光の物理的本質に関する論争｣に関しては、人物名と主張を結び付けておけば
良いでしょう。

ホイヘンス：光の波動説を基礎づけた
ヤング：光の波動説を提唱し、光が横波であることを初めて主張した
フレネル：偏光の反射率を表す式を導いて、波動説の優位性を明らかにした
マクスウェル：光は電磁波の一種であると結論づけた
アインシュタイン以降：光は波動性と粒子性とを矛盾なくあわせもつと
考えられるようになった

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