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閲覧数順 2024年04月24日更新

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ライフログとは?

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ライフログ

 約15年前から、インターネット関係のビジネスの法務問題についてアドバイスをしており、また、インターネット通販に関する法律問題の研究をしてきています。

 最近2年くらい、興味をもって研究しているのは、ソーシャルメディアにおけるレピュテーションリスクソーシャルメディアマーケティングの研究と関係するライフログの問題です。これは、インターネット通販におけるマーケティングに極めて重要なものです。私の事務所では、2012年6月に、ライフログをテーマにして、クライアント向けのセミナー・講演「マーケティングにおけるライフログ(行動履歴)活用の法律問題」を開催しています。

 ただ、まだ、この用語はそれほど一般には知られていないものであると思います。しかし、WEB2.0という用語が使われ始めた2005年ころから、「ライフログ」という用語がビジネス用語として使用されています。

 まだ、あまりなじみのない言葉であると思いますので、事例を挙げてみることにします。

 Amazonや楽天などで、インターネット通販をした場合、ウエブサイトを閲覧すると、「最近チェックした商品」や「おすすめ商品」が表示されます。過去にそのサイトで買い物のために閲覧した商品や関連する商品が表示されているものです。これは、それらの事業者が、そのユーザが利用しているパソコンからのサイトへのアクセス履歴や閲覧履歴を記録して保存していることを意味するものです。

 極めて簡単に言えば、このようなインターネットにおけるユーザのサイトの閲覧記録や検索結果などのデータがいわゆる「ライフログ」といわれるものです。

 このようなライフログは、マーケティングには極めて重要なものですが、個人のプライバシーとの関係で、個人情報保護法上の問題などいくつもの法律問題を含んでいます。

 そこで、このコラムで、ライフログに関する法律問題の重要なポイントをいくつか説明したいと思います。

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フランチャイズ本部と加盟店に対して、法的アドバイスでのお手伝いをしてきています。また、インターネット関連のベンチャー企業の事業展開のお手伝いもしています。特に、株式公開を目指すベンチャー企業のために、お手伝いができればと思っています。

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