- 別所 諒
- ビジョン・コンサルティング 別所諒 主宰
- 東京都
- マーケティングプランナー
対象:営業
- 水内 終一也
- (経営コンサルタント)
- 本森 幸次
- (ファイナンシャルプランナー)
何だかもっともらしいことを話していると、ずいぶんと物事がうまく行っているように思われがちだが、僕も失敗していることがよくある。
知りたいことがあると呼ばれて2時間ほど色んなことをお教えして、「よくわかりました!」と言ってくれた人が何日たっても実行に移さないので仕事にならないことがある。
ネーミングの方法をお教えすると、「方法」を知った人は自分で考えようとする。結果、お客さんには全く魅力のないネーミングをつくってしまう。僕に頼んでくれたらいいのにと思うが致し方ない。
お金にならないことを教えるのはやめようかと思ったこともあるが、今のところ、結果的に仕事にならないことが予測できても、知っていることはすべてお教えしている。
最近、ストレスがなくなったのは、フォーカスのポイントを変えたからでもある。
「結果」にフォーカスすると、意味のないことをやりたくなくなるが、「スキル」にフォーカスすると意味のないこと自体がなくなる。
要は、どんな商品でも売れるようなコンセプトを考えるスキルを持てば、仕事の依頼が絶えないとすると、結果はどうあれ、考えて、話すという機会が多いほど、スキルを磨いていることになるからだ。
営業マンであれば、どんなお客さんとも信頼されるコミュニケーションがとれることがスキルなら、断られることが予測されても、会って話をすることでスキルを磨くことができるし、会ってもらうために電話をするだけでもスキルは上がる。
提案のスキルにフォーカスすれば、一発で通す提案が思いつくまで書かないよりも、数を書く方がスキルが上がる。却下されても、これは却下されるんだということがわかればスキルが上がったことになる。
毎度毎度、FBで長い投稿をしていると「意味があるんですか?」と聞かれることがある。別に仕事になったりすることは少ないので、結果から考えればずいぶんと非効率だが、人に気づきを与える文章を書くというスキルにフォーカスしているので、意味はある。
何をどう言ったところで、理屈は行動にはかなわない。
なぜなら、理屈は行動による結果の逆算でしかないからだ。
行動によって結果が変われば、理屈なんてものも一瞬で変わってしまうのだ。
「非常識な・・・」を巻き起こす人はフォーカスポイントが違う。
さて、あなたの夢はどんなスキルがあれば実現するのだろうか?
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