現象世界にいながら実相世界に行く！

昨日は私の師匠である松井先生の勉強会でした。

上級編の仏教のお話は、仏教の神髄に入っていくところです。

メルマガだけで説明するのは難しいので、
詳細は勉強会に参加して聴いて頂けたらと思います。



ちょっとだけ説明すると、この現象世界は仮の世であり、
実相世界は別にあるということなんですね。

ただ、実相世界といっても何もスピリチュアルな話ではありません。

悟りを開いて彼岸に渡るというのは、
生きたまま実相の世界に行くということでもあります。



社会のことを世間などと言いますが、世間と言うのは仏教用語なんですね。

本来の意味は、今現在自分が身を置いている場所ということです。



そして、出世というのも仏教用語です。

出世というのは何も人より上に立つような話ではなく、
真理に目覚めて現象世界から実相世界に行くことを言うんですね。

お釈迦様が悟りを開いて真理を知って実践してきたことが、
煩悩に塗れた穢土から出世するということなんです。



今の世の中は幸せの基準が間違っているのだと思います。

人より上に立ちたい、目立ちたい、あれも欲しいこれも欲しい…と、
自らのエゴを通そうとするばかりに、どんどん出世から遠ざかっていくんですね。



ではどうやって出世して実相世界に入るかというと…。

自分を忘れる程、目の前のことを一生懸命やるだけなんです。



以前にも行動することの大切さをお伝えしました。

【頭で考える前に行動してみる！】



松井さんが言うことはシンプルですが、
実相の世界にいくために、とても大切なことをお伝えしてくれているわけです。

エゴが無いということは、元々持っている魂で生きるということです。

魂で生きた時に初めて理想が叶えられます。



実相の世界は、死ぬこともなく物に困ることも無く、
豊かで自由な精神を持ち、周りの環境もとても美しい世界です。

重ねて言いますが、霊的世界のようなスピリチュアルの話ではありません。

誰もが現実世界に生きたまま、実相の世界を生きることが出来るんです。



その方法をお釈迦様が教えてくれているわけですね。

それを知ったら、後は実践して行くだけなんです。

頭で考えずに、目の前のことをとりあえずやってみる。

これが実相の世界に行く唯一の方法なんですよ(^_-)-☆

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