- 加藤 幸彦
- 一級建築士事務所エス 代表
- 東京都
- 建築家
-
03-3334-3843
対象:リフォーム・増改築
- 木下 泰徳
- (アップライフデザイナー)
- 溝部 公寛
- (建築家)
加藤幸彦(エス)です。
さて「大きなリビングルーム」。
将来、ライフスタイルや家族構成が変ったときに、ど真ん中を貫く「柱」と「梁」をガイドにして個室をつくる..というアイディアです。
ここで僕が強調しておきたいのは、
これからは「自分でリフォームする」という選択肢がある、ということです。
むき出しにつくられている構造体に、必要な間仕切やスクリーンを直接取付けるだけですから、比較的簡単。DIYで十分可能。
近所にホームセンターがなくても、今はインターネットを使えば、だいたいの工事材料は手に入りますし、お手軽に済ませるなら、イケアの家具や間仕切システムをつかうのもアリじゃないでしょうか。
自分たちで、ライフスタイルと空間をつくっていく。
そんな愉しみ。
この住宅作品「「House Huckleberry Finn」は、1〜2階合わせて約60㎡強の小さな家。
小さいけれど、いや、小さいからこそ、
自分たちで将来、色んなチャレンジができるように設計したのです。
1つだけの「答」は、もう見つからない時代です。
ライフスタイルや価値観の変化に対して柔軟に向き合っていくことが、とても重要なのだと僕は考えています。
前回までの記事:
→http://profile.ne.jp/w/c-71666/
→http://profile.ne.jp/w/c-71843/
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参考ブログ:
→OPEN-G日記「小さな家に、大きなリビングルームをつくる」
http://www.open-g.net/weblog/2012/03/post_291.html
→OPEN-G日記「この時代に「小さな持ち家を建てる、ということ」
http://www.open-g.net/weblog/2010/04/post_221.html
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このコラムの執筆専門家
- 加藤 幸彦
- (東京都 / 建築家)
- 一級建築士事務所エス 代表
テーマは「環境的居住空間」「小さな家」「リノベーション」。
建築の価値観が大きく転換しつつある今、社会的価値観とクライアントの個性を同時に重視し、「美しい空間デザイン」がどうあるべきかを常に問いながら設計活動をおこなっています。
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